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茶壺と茶と味わいと

b090.JPG
茶壺の番号は、下記実験の番号に該当。

今回の茶壺で茶の味に違いが出るか?実験は、大きな声では言えないが、そんなに大きな違いが出るとは思っていなかった。違いがあるとは思っていたけれど。皆の意見がそこそこ一致するのだから、やはり違うのだ、と改めて思う。

しかし、大の大人がこうやってワイワイキャァキャァ言いながら、大盛り上がりに楽しめるって素敵だ。
お茶には、こんな効能もあるのか。ブラボー。

(1) a)台湾ろくろ引き VS b)大陸宜興たたら造り
   条件:どちらも概ね容量130ccに黄金桂(2004春茶)5gずつ。

aは、最初から甘味が強く丸い味わいだが、後口は残らない。3煎目で、既に白湯に近い薄い味わいに。bは、aに比較して、渋みがしっかり立ちシャープな味わい。回韻が強く甘い。3煎目でもしっかり美味

(2) a)台湾製ろくろ引き VS b)大陸宜興たたら造り
   条件:どちらも概ね容量150ccに中火・凍頂烏龍5gずつ。 

30秒の抽出時間では分かりにくいが、2煎目以降、aの方が甘味を直接強く感じる。ただし、その引きは早く消え易い。bの方が、最初から最後まで一貫した味わいが均一に残る感じ。

(3) a)宜興早期壺(鐵観音専用) VS b)台湾ろくろ引き(台湾茶専用)
    条件:平均110cc容量に台茶17号3.3gずつ。

aの方が、味わいを強く感じる。bは角が取れて丸くなった印象。渋みの出方の差か?香りはbの方が強い。

(4) a)民国偏石壺(?)(起き立てほやほや) VS b)海風號の王暁健の茶壷(使い込みたっぷり)
    条件:概ね170〜180cc容量に安渓鐵観音(g数忘却)

どちらも美味い。aは、茶の味を隅から隅まできっちり出した感じ。bは、ふんわりと品良く香り良く茶を抽出した感じ。変な例えだが、きっちりアイロンをかけたハンカチと、洗い晒しの柔らかいハンカチの違いのようだと思った。

(5) a)竹里館・小貴六方 VS b)竹里館・石瓢 (どちらも同じ土)
    条件:概ね70〜80cc容量に重火・霧社

1煎目は、aの方が立ち上がりが早く華やかなお茶が出る。しかし、スロースターターのbの追い上げ激しくじんわりと旨味が出てくる。「茶壺の違いは味に出るか?」の画像がそれだが、茶葉の開き方が全く違うのが興味深い。

今回は思いつきでの持ち寄り茶壺集合だったが、きちんと条件を揃えてもう一度実験をしてみたいと切に思う。磁器VS紫砂とか、蓋碗VS茶壺とか。茶さるさんと同じく、遊ぶ時は全力で本気出さにゃぁ、ねぇ。

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中国茶」カテゴリの記事

Comments

「遊ぶ時は全力で本気出さにゃぁ」
ホントにそう思った日でした。
ところで、
同一茶壺の紫砂・磁器対決、当方も揃いました。
参戦可能です。(と、ご報告)

Posted by: 茶梨 | 2004.05.21 at 12:18 AM

本日は、ドタキャンすみませんでした。
なんとか、持ち直したようです。一安心、、、かなぁ?複雑。

いやしかし、遊びは本気で、そう思いましたね。
ところで、王暁健の茶壷、ついに買っちゃったのですね♪
おろしたてコースで、のーとみさんに挑戦!でしょか。
楽しみ!

Posted by: 恵 | 2004.05.22 at 08:03 PM

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