« 第二ノ話 憧れた茶壺 〜茶壺曼陀羅 其ノ二〜 | Main | 第四ノ話 柔軟な茶壺 〜茶壺曼陀羅 其ノ四〜 »

第三ノ話 一緒に買った茶壺 〜茶壺曼陀羅 其ノ三〜

b279.JPG

三つ目の夜のお話は、一緒に買った茶壺の話。
存外やっぱり似ているのだと実感した茶壺の話。

 愛称 :しっぽ
 容量 :110cc
  色 :少し赤の入った焦げ茶
 購入店:竹里館
購入時期:2003年初夏
 値段 :一万円でお釣が来るくらい
 作者 :不明
 用途 :青茶全般
 惚れ点:おちょぼ口な所。べ−グル型な所。
     把手の「くるり」具合。
 弱点 :注いだ時に切れがよくなくて、嘴からの垂れが多い。

うちの連れ合いは、義母が茶道をやっていたせいもあり、茶に対する理解がある。
一緒に楽しんで飲んでくれるし、いきなり濃茶オーダーするような面もある。
そして、器道楽でもある。なんて、ありがたい人だろう。ブラボー。

ある日、そんな夫に自分のテリトリーを見せるべく竹里館へ連れ出した。
東京にきて、TCCに混ぜてもらって、だんだん行動範囲が広がり始めた頃のこと。
Aさんとお喋りして、二階席でお茶とお菓子をいただいて、普段いかに楽しく美味しい茶をいただいているかを熱く語る妻(つまり、私)。これぞまさしく、趣味の押し付け。(笑)だって、楽しい事は分かち合いたい。嫌がってないとは思うのだけれど。

その時に、一階の茶器のコーナーで、二人して目を付けたのがこの茶壺。
この茶壺に関しては、こちらを見てもらった方が、特殊な形態が分かり易いかと思う。
掌(たなごころ)に納め、慈しむように撫でる。
まるで、小鳥が手の平で羽根を膨らませて鎮座しているような可愛らしさ。
尻尾の特徴的な部分も気に入った。

早速、購入し連れて帰ってお茶を楽しむ。
あれやこれや茶壺の気に入った部分を誉めたたえながら、使ってやる。
こういう所の趣味が似ているのは、本当に嬉しい。
一人の楽しみが、二人の楽しみになる瞬間。
そんな幸せを噛み締めさせてくれる茶壺に、拍手。

第三ノ話、茶壺の話に見せ掛けて、実は只の惚気話。
御容赦!

      。。。第四ノ話へ続く

|

« 第二ノ話 憧れた茶壺 〜茶壺曼陀羅 其ノ二〜 | Main | 第四ノ話 柔軟な茶壺 〜茶壺曼陀羅 其ノ四〜 »

中国茶」カテゴリの記事

茶器」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 第二ノ話 憧れた茶壺 〜茶壺曼陀羅 其ノ二〜 | Main | 第四ノ話 柔軟な茶壺 〜茶壺曼陀羅 其ノ四〜 »