良いお年を
“幕”
実家に帰って、年を越します。
京都の正月は、どうやら雪模様の様子。
今年も色々ありがとうございました。
皆様、どうぞ、良いお年を。
“初雪”
昨日で御用納めのところが多いようですが、うちは明日までお仕事。
電車が空いているのは快適ですが、やっぱり休みたいなぁ。(笑)
あ、今日は、スタバですごいモンを見ましたよ。
キャラメルマキアートに砂糖2袋入れてる女の子。
見てて、奥歯がぎゅっとなりました。甘そ〜!
お正月の準備と言えば、カレンダーを買っただけ。(猫好き必見)
あ、大掃除もちょっとしたかな。
そんなこんなで、今年も後少し働きます。
“哀悼の意を”
世界で大きな津波の大惨事が起こった後の朝刊に、死亡記事が一つ。
石垣りんさんが亡くなられた。
自分の好きな詩人をあげるのは、魂の在り処を赤裸に晒すようで恥ずかしいが、彼女の詩が好きだ。
「表札など」を知り、詩集を買った。
生活詩などと言われるが、生活では無く生を晒す詩に思えた。
一番心を握られた詩は、未だに恐怖と共感とを突き付けられる。
詩とはただの美しい言葉の羅列では無く、恐ろしいものでもある事を思い知らされている。
独りで生まれて死んでいく。
人生を突き付けてくれた彼の人に 様々な思いを込めて黙祷。
“たわわ”
先日マニュアル一眼レフOM-1で撮った、写真の現像が出来上がってきた。
毎回、銀塩一眼レフのボケ味の強さとか、描線のシャープさとかにはドキドキさせられる。
今回は実験しながら撮ったので、砂嵐みたいで写って無いランプもあり。
逆光でコントラストがうまく出せず失敗なんだけど、かなり気に入った味の蔓薔薇もあり。
絶対手振れしてると思ってたシャッタースピード激遅ものが、綺麗に写っていたり。
デジカメで撮ってそこそこ気に入っていたagfaカメラ画像が、比べ物にならないくらいボケとシャープのコントラスト(?)が美しかったり。
色の出し方なんかは、これからもっと練習しなくてはならないけれど。
スキャナも買った事だし、デジタル一眼いらないかも、と思い始めている。
来年は、銀塩の魅力にどっぷり浸ってみるのも良いかなぁ。
“1分1秒が勝負”
年末の主婦は心が忙しい。
日曜なのに出勤の夫を駅まで車で送り、洗濯をし、家中のマットを洗い、水回りの大掃除を敢行し、調味料棚をリニューアルし、買い物へ。
で、ゴミ箱(うちにベージュ×ブラックがあるのだが、今回は分別用にグレー×ブラックを)と、シャンプー詰め替え用×2と石鹸と、ブラックペッパーと紅塩(岩塩)と、金魚屋古書店出納帳(上下巻)と金魚屋古書店(1)と、夕飯の素材と明日の朝食のパンを買い、帰宅。ものすごい計算し尽くされたルートで買い物。そして、銀行へ振り込み。しかし、一点抜かった。残念!ゴミ箱が一番最後になるように買うはずが、パンが一番最後になってトレーとトングが持てなかったよチクショウメ。 あと、本屋でコレが気になったが次回まわしに。
昼寝をし、更にダイニングの片付けに着手。
で、夕食の支度をし、鉄腕ダッシュのスペシャルをビデオに録画し、夫のお迎えに行き、ご飯を食べながらアップルシードのDVDを観賞。
嗚呼、すげぇ能率マシーンのような1日。無駄なし、満足。
“いらっさいませ〜”
ウーハンの女は、ベトナムの骨董屋の猫。
我々がお店に入った時は、こんな可愛い顔で出迎えたくせに。
店内を物色しふと振り向けば、売り物のソファの上で一瞬見せたあの妖艶な顔つき。
全く別の猫みたいでしょ?同じコなんですよ。
女なら、こうありたいです、私の場合。ふふ。
“眩しぃのぉ”
昨日は、夫の実家の餅つきに参加。
20+αKg(聞いたけど、あまりの量に驚いて忘れた)を、
30+α臼(途中で数えられなくなった)に分けて、
朝の9時から午後の3時まで(開始時間はもうちょっと早かったかも)
概ねノンストップでつき続けた。
餅米を蒸し、餅を返し、のし続け、おかげさまで腕と背中と腰がバキバキ。
薪で炊いた米を、臼と杵で搗くのだから、もちろんめっぽう美味しい。
この労力は、伊達では無いのだ。
自分用に、丸餅も作らせてもらったし。
けっこう、スローライフ頑張ってるなぁ、自分。
しかし、スローライフって結構体力勝負かも。
嗚呼、撃沈。
“魂”
ミレナリオが好きではありません。
厳密に言うと、ルミナリエと同列に扱われる事に大きな心理的抵抗を感じるのです。
一緒にせんといてんか〜、って。
阪神淡路大震災の犠牲者への鎮魂と都市の復興への願いから始まった光を、所詮お金と人集めの光と一緒にしないで欲しいのです。
いまだに、あの震災が遠因で亡くなる方がいらっしゃるのですから。
たかが電飾でも、色々な想いで眺めている人間がいるのですから。
上のゴーストがてんこもりの写真は、1999年のルミナリエ。
奇しくも、ミレナリオが初めて開催された年のルミナリエ。
写真としては全くダメダメですが、この沢山のゴーストが天に昇っていく魂に見えて、画像を確認した時に泣きそうになりました。
あちこちに喧嘩を売るような文章で申し訳ありませんが、知っておいていただけたら、ありがたいです。
ルミナリエの光の始まりには、意味がある事を。
もうすぐ、あの日から10年です。
“るびぃ”
本日は、ANOMAさんで、お茶会の忘年会。
いつものごとく、美味しいもの沢山いただいた。
今回、お茶とお酒のコラボレートの魅力を再確認。
どぶろくとプーアルは合うなぁ。
どぶろくの甘味と口の中に残るねっとり感を、プーアルで流す。
で、またさっぱりした口中を、どぶろくで潤す。
のーとみさんが書いてらっしゃるお酒とお茶のコラボレートとは、ちょっと意味合いが違う気がする。
あちらは相乗効果だが、こちらはリセット効果というべきか。
が、なんとなく通じるものがある気もするのだな。
だって、同じかめきちさんとこのお茶だし。
ただし、こちらは混ぜて飲みたいとは思わない。
かなり、えぐそう。(笑)
“agfa Clack”
agfa Clack。
agfaと言えば、lomo使いさんにはフィルムが人気(フィルム部門は撤退のようだが)。
そのagfaのカメラを世田谷のボロ市で発見した。
agfaの中でも、異常に特殊なBOXカメラを。
単速/3絞り、フィルムは120の6×9の中判カメラ。
中判カメラとしては、信じられないくらいバカみたいに単純で軽くて小さい。
電池も何もいらない、ぜーんぶ自分で動かすのだ。
フィルムの巻き上げも巻き止まらないので、自分で見ながら調節。
これはもう、トイ・カメラと言うよりも、進化したハリアナだ。
ちゃんと動くし、現在売っているフィルムも使える。
でも、本当に写るのか不安になるほど、単純な造り。
でも、このフォルムと見つめあえるレンズがたまらん。
現在、フィルムを一本パーにして、セッティングと巻き上げと試し終わった所。
どう撮れるかは不明だけれど、また惚れちゃったのよ。
惚れちゃったら、仕方ないので。えへへ。
“みるく”
どうも、ちょっと遊びにいってました。
師走のくそ忙しい時に強行軍でヘロヘロです。
友人に久しぶりに会い、恒例の山に登り、なんか参った。
でも、遊ぶ。そんな感じです。
ブログに書きたい事もいっぱいあるし、ちょっと留守にした間に読まなきゃならない記事もメールも沢山でとほほですが、まぁ、ネットを離れた日々もたまには良いです。
今週も激過密スケジュールですが、頑張ります。
とりあえず、黒猫で帰還報告まで。
“ロイズの生チョコ”
お土産に景徳鎮のお皿をいただいたのだけれど、あんまりに賑やかなお皿なので何を載せて良いものやら、さっぱり思案がつきかねる。
いろいろ悩んだ挙げ句、色味の少ない地味なものと考えて、思いついたのがチョコレート。
合うのか合わないのか、よく分からないが、うまいから良し。
ひょっとして、観賞用で食べ物載せるのじゃないのかしら?などとも思うのだが、食器は使ってなんぼだし。また、新たな用途を考え中。
中国の食器って、案外難しい。
“フィグとかブドウとか”
私の大好きなケーキ屋さんのひとつにフラウラがあるのだけれど、ここのマカロンとチョコは私的にかなり秀逸である。
特に、チョコレート。
中にブンタンのピールの入ったものや、杏仁豆腐風味のチョコ、ロータス・ティをイメージしたガナッシュ入りチョコ、とオリエンタルな匂いがふるふると漂って来るラインアップに毎度ノックアウトされている。
今回、ドライ・フィグ(無花果)を核にしたチョコレートに、またメロメロ。
上の画像の右上の茶色の塊がそうなのだけれど、チョコと言うよりは、ココアとスパイスの衣の中からドライ・フィグが顔を出す感じ。フィグの種の粒々の歯触りと果物の香とココアの香の絶妙なマッチングは、お茶請けにもお酒のあてにもいけそう。
\100-/10gと、安いんだか高いんだか分かりにくいのも、グ。(なんでやねん)
ちょっと疲れてる時にあると、嬉しいだろうな。
ちょっと、また買いに行こうかな。
チョコレートってそんなに大好き!って程では無いけど、時々無性に食べたくなる時ってあるのよねん。
“チーズ on れんげ”
昨夜は、お呼ばれをしてしまった。
美味しい物をたらふく御馳走になってしまった。
なんたる至福!
美味しい物は、人を饒舌にしたり、呂律を回らなくさせたり、無口にしたりと忙しい。
各々が各々に楽しむ、美味。
私はと言えば、美味しい物の喜びは当然として、何よりも「人にご飯を作ってもらう」という喜びを堪能させていただいた。外食では、こうはいかないのだよ。
普段、主婦やっててルーチンワーク的にご飯を作って「美味しい」と言うてもらう喜びもあるのだが、美味しい物を作ってもらって、ただただウマウマと舌鼓をうつのは、また別物。なんというか、この「御馳走様でした♪うへへへへ」とべローンとしている甘えっぷりは、子供の領分だ。食べてるモンは、大人の食べ物なんだけどね。(笑)
たまに、こういう変化球が生活にあるから頑張れる。
御馳走様でした!
“廻って紡ぐか”
本日は、寒いので風邪っぴきは大人しく家でDVD観賞。
2000年上演の「阿修羅城の瞳」を観る。
染五郎と新感線の初共演ものだそうで。
はっきり言ってしまうと、第一幕はかなり観るのが辛かった。
辛気くさいと言うか、テンポが悪いと言うか、観ていて乗れない。
まず、染五郎の軽い科白の時の発声がよくない。歌舞伎調の科白回しや決め、みえを切るのは申し分く格好良いが、ちょっと裏返ってしまうような物言いが観ていてしんどい。歌舞伎と舞台は、やっぱり発声が違うのか。
富田さんはうまい、やっぱり。が、後半へ繋がる役柄としては、ちょっと可愛過ぎる。
邪空のキャラ、もっと掘り下げられそうで、、、
ところが一転、第二幕の乗りとテンポの良さ、軽快さと来たらどうよ。
相変わらず、「祓刀斎」ネタは大好きだ。もう愛していると言っても良いくらい。
染五郎の決め科白も小気味良く決まっている。
大盛り上がりのラスト立ち回り、あれはあれで良いと思うが、科白内容なんかから行くともっとエロくても良い気がする。
もう、エロエロ全開でいってほしい。こっちが頬を赤らめるくらいにエロエロに。(笑)
科白回しでいかせるのが、芝居の本領でしょう。(違う?(笑))
そういう意味でも富田さんは可愛過ぎたかなぁ。衣装も変だったし。
「髑髏城の七人」観たせいで、点が辛いけれど面白い舞台であったのことよ。
夫は「彌勒と阿修羅を絡める所がヘリオ・セス・ベータ型開発。。。云々」と言うていた。
相変わらず、分からん。流石、雑学王。
“水晶に映るのは未来だけではありません”
今日は、午後からゆっくりブラブラ。
まずは、ヴォルフガング・ティルマンス展を見に、オペラ・シティへ。
先日見た田原桂一氏の写真が銀塩の粒子感を強調したものなら、ティルスマンの写真は銀塩のシャープさが全面に踊っている感じがした。あと、展示物が無造作な感じでテープで壁に留めてあったり、クリップで挟んであるラフさがまた雰囲気出しているなぁと。
コンコルドの組写真の中の一枚(グラデーションの空をペール・ブルーからペール・ピンクに向かって飛ぶ怪鳥の姿)とか、洗濯物の中の襞を撮ったいろいろとか、普通を美しくする魔術は素晴らしい。
なんかこう、ちゃんと目を見開いて滑舌良く(ちょと違う)いかなくちゃぁ、と思わされた。
それから、海風號へブラリ。
来週のクリスマス・セールに向けてなのか客が少なく、えらくノンビリした土曜の午後だった。
ともさんとベラベラ喋りまくり、写真を撮り、茶を飲み、また喋る。
海風號で、女同士ならではの喋りで盛り上がるのは、不思議な感じ。
こんなのも面白くて良いな。
新しい方の東方美人を飲ませてもらったが、前回入荷のものより軽やかな雰囲気。相変わらず、煎の持ちは良い。
上の写真を見たともさんから、「お魚が泳いでるみたいね」との感想をいただいたが、いかがなもんでしょう?
海風號でのもう一枚は、マメシボリに。。。
“Fog?Mist?”
風邪、微妙に不調です。
寒くなって来たので、新しいコートを買ってしのぐのです。
元来ツィードには弱いのですが、杉綾織には更に弱い私。
ビシッとストライクど真ん中のコートは久しぶり。
明日は、これ来て気合で出勤。
午前中は頑張って働いて、午後はのんびりブラブラよ。
写真展も見に行けたら良いな。
さて、寝ます。頭まわってないですね。(苦笑)
“ブタとE-1”
デジタル一眼レフを買いたいと思っています。
ボーナスも、出る事だし。
今のところ、E-300を考えていますが、ちょとコニカ・ミノルタも気になるところ。
他に一眼レフじゃないけれど、こんなのにも魅かれてしまうのです。
で、新宿のMap Cameraをうろついていると銀塩のクラッシック・カメラも良いなぁと思えて来て、もう、さっぱりターゲットが定まりません。
結局、『15日間で一眼レフマスターする』本を買って帰宅です。
もうちょっと悩んで、この状況を堪能することにします。
選ぶのも、楽しみのうちですから。
と、考えているうちに洋服とか買っちゃって、予算が減ってったりして。(笑)
なんだかんだで、しっかりZARAでセーター類購入済みだから笑えないってーの。
あー、風邪っぴき、洟垂れれんのクセになにやってんだか。
“よぉ〜こそ”
実家に電話した。
いろいろ話していたら、今年は台風の影響で丹波のぶどう豆(黒豆)がほぼヤラレたとか。
北海道モノが、出ているとか。めっぽう値が張るとか。
思いがけない所で、台風の傷跡が顔を出す。
今年は、ほんまに困りもの。
“海風號にて”
海風號の床。
よくタイルと言われてますが、実は瓦の9つ割。(多分)
ピョコピョコ飛び跳ねているような姿を、ぼへぼへ眺めているのが好き。
這いつくばるように撮ってる姿は、間抜けだけれど。(笑)
こういうレイアウトしちゃう設楽さんのセンスも好き。
最近、ちょっとご無沙汰しているので(と言っても一ヶ月くらい)、週末辺り遊びに行こうかな。
クリスマス・セールに行けないのは口惜しいけれど、今年はもう散々茶壺も手に入れたし、まぁ、良いか。(負け惜しみ)
“まるでメニュー Part.2”
今年も、このシーズンがやって来ました。
冬の到来を告げる、美味しいもののシーズンが。
画像とは全く何の関係もないもの、実は、キムチ。(笑)
職場の方のお知り合い、韓国人のお母さんが漬ける白菜キムチなのです。
例年、冬の到来と共に購入し、だんだんと漬かっていくに従って食べ方を変えていくのです。
最初はご飯と共に、漬かってくると豚キムチにしたり、キムチチゲにしたり。
最後の酸っぱくなるまで漬かったのを、刻んでチヂミにして焼いたり、ジャガ芋のお焼きにしたりするのが最高。
次回は、ちゃんとキムチ画像で御紹介いたしたいと。
今回は1.5Kgを、電車の中にキムチ臭をぷんぷん振りまきながら、担いで帰って来ました。
何しろ、冷蔵庫を開けた時点で臭い!(笑)
これから、しばらくはキムチ三昧です。
あとは、きちんと気候が寒くなってくれる事を祈るのみ。
寒い夜には、キムチでビール。やっぱ、これっす♪
“茶壺曼陀羅・改訂版”
さて、これで予定よりも1つ増えてしまったけれど、茶壺達の話は、これでひとまずお終い。
このコなら、初めて海風號にいった日の話や紅線の話もある。
このコなら、海風號で設楽さんとくんしゃんさんに選んでもらった話や春風秋月のアンディさんに素性を教えてもらった話もある。
話せば長くなるし、キリがないくらい。
きっとこれからも、エピソードは増えていくだろうし。
願わくば、そのエピソード達の終末が破壊ではないことを。
いつか私が骨になり土の下に埋まっても、こいつらが骨董屋で次の主人を待っていられることを。
切に切に願う。
いやしかし、8つも違う言葉で茶壺を語るのは難しい。
あー、しんどかった。(笑)
“anomaさんにて”
いとはんさんにいただいた名前で、こちらのブログも心機一転です。
ついでに、マメシボリとトップ画像を対にしてみました。
できるだけ真面目に?、お茶と写真の話をメインに書いていきたいな、と。
しばらくは、サブタイトルに前の名前を残しますが、いずれは消すつもりです。
リンクをいただいております有り難いお方様には、お手数ですがちょっと名前の変更をお願いしてもよろしいでしょうか。恐縮です。
MyBlogListとBlogPeopleに関しましては、登録情報変更しましたので、そのうち変わるんじゃないかなぁ〜、変わるのかなぁ〜、変わったら良いなぁ〜、というところです。
というわけで、名前以外ほとんど変わってませんが、今後ともよろしくお願いいたします。
“まるでメニュー”
残業帰りは、ご飯を作る気力も湧いて来ないもの。
そんな金曜の夜、夫とぶらりと入ったのが「すぱ吉」さん。
吉祥寺のハモニカ横町の中でも、異質に新しい感の強いお店。
ゆであげ生パスタが売りらしいけれど、実はあんまり期待せずに入ったのですよ。ごめん。(笑)
カウンターと、奥にテーブルがいくつかある横町らしいこじんまりしたお店。
女1人でも男1人でも、晩ご飯食べにふらっと入れそうな雰囲気。
モチッとした生麺と味のしっかりしたソースが、予想した以上にヒット。
注文したのは上の写真のパスタだけれど、葱の甘味と葱油(だと思う)のコクが良い感じに麺に絡んでいる。ちょっと味が私的には濃い気がするけれど(関西人は薄味好み)、それは食べ終わってからふと思ったくらいのこと。お腹減ってたからというのもあるけれど、ぺろっと食べてしまったのです。
豆腐とアボカドのサラダも、カリカリおジャコのアクセントと何か分からんうまいドレッシングでペロリ。このドレッシング、何か知りたいな〜。
あと、味に直接関係ありませんが、お店の厨房の心がけが気持ち良いのです。
カウンターだから、直接作ってる様子や作ってる人たちのやり取りが、見えたり聞こえたりしますよね。
お互いに無駄口きかない、やり取りも敬語。
「見られている」という意識がピンと行き届いているのが、若者たちの心意気〜、って感じで。
次は、何食べよう?また行きたいな〜。
夫の忘年会の日に、1人でぶらっと行っちゃおうかなぁ。いひひ。
Date:武蔵野市吉祥寺本町1ー1ー3
0422-22-2227
11:00〜23:00 / 火曜定休
“ピンボケ・サンセット”
早くも12月になりぬれば。
途端に何だか、忙しい。
それでも、最近、OM-1でバシバシ遊んでいる。
色々持ち上げていただいているが、所詮ズブのシロート。
ミニマムな機能の一眼レフ、OM-1を触りまくる事によって、学ぶ事がいっぱいある。
今、実験君を企画中。
物凄い真面目にデータとって、写真を撮って遊ぶつもり。
お勉強するより、実践、触りまくりあるのみ。
結局、撮ってなんぼなのだから。
最後の夜のお話は、忘れられた茶壺の話。
あまりにも馴染み過ぎて、うっかり見落とした茶壺の話。
愛称 :−
容量 :130cc
色 :深い朱の混じった赤茶
購入店:海風號
購入時期:2004年3月6日
値段 :1万円でお釣が来る
作者 :周健良
用途 :青茶全般(東方美人、単ソウ除く)
惚れ点:表面の土のぽってりしたザラ感
表面を走る湯の気配が溜め息を付くようにふぅっと引いていくところ。
弱点 :ちょっとデザインに走っている所
さて、7つの茶壺のお話を書き始めてから、はたと気が付いた。
このダイニングの茶壺乾燥場におる彼奴は、なんぞや?と。
一番使用頻度の高いこの茶壺の存在を、全くすっかり綺麗に忘れていた。
在るのが当たり前過ぎて数に入れるのさえ、忘れていた。
しかも、唯一の作家モンなのに。(知らずに買ったんだけど)
あまりと言えば、あまりの仕打ちに、自分でも吃驚。
棚に仕舞う暇もなく、茶壺乾燥場と机の上を行ったり来たりの忙しいコ。
新しい青茶が来ると、たいていまずはこれで煎れてみる。
何が使い良いのか、改めて考えると容量と仕事の丁寧さ。
びっちりと口のキレも良く、多少濃く出し過ぎても苦味を余り感じさせない。
そして、見る見るうちに育っていく楽しさ。
作家モノが作家モノである所以はやっぱりきちんとあるし、お金を出す価値もあるのだと言う事を教えてくれた茶壺。まぁ、だからと言って、ネームバリューやブランドで茶壺を買おうとは思わないけれど、そういう世界もありだとも思う。商標は、伊達ではないのだ。
。。。終章へ続く
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