写真と視力
“窓辺(リバーサル)”
高山なおみさんの「日々ごはん4」を読んでいたら、居候をしているカメラマン志望の人が視力が2.0ある、という一文があった。見えすぎて困るとか。「視力が悪いのは、根本的に写真を撮る上でのハンデ」と、おっしゃる方もいらっしゃって、そうなると私なんかもうてんで駄目。眼鏡がないと生きていけない。
いくらコンタクトや眼鏡を使っても、補正できない眼の本来の機能もあるのかもしれない。お月さん見ても光滲んで見えるし。どんどん視力落ちて眼鏡新調した時の世界のクリア感を思うと、自分の見ている世界の頼りなさを思ったりする。だからこそ、余計にピントがビシーッとあった写真を見ると、自分に見えてない世界を見る感動みたいなのがあるのかもしれない。見えすぎて困ってみたい。(笑)
ボヤーンと見える世界で合わせたピントは、緩い視界の空気。そういうのが私なりの写真のなのかも、と言ってもらったこともある。そういうのしか見えないなら、見える物を撮るしかないのかなぁと。
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マメシボリ、今日も更新です。
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