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龍井と碧螺春 覚え書き

“龍井”
B852

また考えて訳分からん状態なので、箇条書き。
備忘録です。

■龍井は「若武者のような」、碧螺春は「乙女のような」と形容される話を中国茶を飲み始めた頃に教えてもらった。(かれこれ10年近く前!?)でも、今回飲み比べてみて、碧螺春の方が濃厚なように思う。龍井は爽やかですっきりクリアな旨み、碧螺春はこっくりと甘みも渋みも詰め込んだ果実のような旨み。マスカットと白桃のような対比。

■東山の碧螺春は、果樹園の中に育ったせいか、果実味が濃厚。特に冷やして飲むとそれは顕著で、桃、ベリーの味わいが韻に現れる。始めに産毛の濃いお茶としての軽い渋みを伴った旨味、下の付け根に来る旨味、喉越しにくる濃厚さ、最後にくる果実。で、ずーっと口中がうまい。至福。

■翁家山の龍井は、特に2煎目の甘みが格別。だが、二口目を飲むと普通に渋みが心地よく口を洗う。しばらく時間を置いてまた飲むと甘い、続けて口をつけるとキリリと口が締まる。ものすごく不思議。で、止められなくなる。甘いの辛いのの法則を、1つのお茶でやってるみたい。

■分前(春分節の前)という有り得ない碧螺春は、流石の芽の小ささと濃厚さに驚く。これなら確かに献上して欲しい。

■育った畑違いの龍井、日当たりの違いが味わいのクリアさに比例してるよう。豆香は、果たして美味さと言って良いのか考える。

■26日摘み龍井Aと27日摘み龍井Bをブレンドした、龍井C。AとCは飲み込んだ時に同じ味わい。BとCは、飲み込まずに吐き出した時の韻が同じ。こういう不思議な混ざり方もあるのかと関心。

■緑茶というのは、あくまでも嗜好品だとしみじみ思う。緑茶の後に鉄観音を飲んでそう思った。飲んだ時の口当たりとか、身体への浸透の仕方とか、成分とか。比較して鉄観音は、漢方に近い様に感じる。あくまでも、感じでしかないのだけれど。そういう意味合いでは、緑茶はものすごく繊細で上等で高価なもの。

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