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大事に飲むと言うこと

海風號の文山包種”
B907

しながわさんの記事のご本人のコメント(以下引用)
『スタバのタンブラーで以前なら「高い茶葉だから大事に」なんてのをジャバジャバっと職場で飲んでたりするわけで、』
(引用終わり)という1文でちょっと考えた。
「大事に」飲む、って他の方向から考えることも出来るかもしれない。

例えば、写真の文山包種(30g、¥2,000-)、この夏一番のお気に入りだった。
美味くて好みで止められなくて、タンブラーで湯をさし続け文字通り朝から晩まで中毒の様に飲んだ。買った次の日から毎日飲んだ。一日が終わる頃もう味もしない香りの湯を飲んで、ゴミ箱に茶葉を放り込んで仕事を〆る。そんな夏だった。

例えば、愛子さんのとこのこの春の龍井を職場でタンブラー飲みした。とてもとても美味しくて一日中飲み続け、家にもって帰っても飲み続けた。とんでもない高級茶でこんなことをして「勿体無い」という気持ちも無きにしもあらずなのだが、それ以上に「一日飲み続けた幸せ」と「全て抽出し尽くした達成感」で満足している自分もいる。

確かに、家でじっくり鉄瓶で茶を沸かし蓋碗や茶壺でいれる茶は、それはそれはとても美味い。複雑な味わいも香りも楽しみ、グルグル考え、茶に集中する喜びも味わう。これが1つの「大事に飲む」と言う形態。
だが、出がらしの最後の最後まで絞り取るまで十時間近く1つの茶を飲み続けるのも、1つの「大事に飲む」という形態と考えるのは無理があることだろうか。『「高い茶葉だから大事に」一日中飲み続ける』、という作文は無理がないと思うのだけれど。しかもそういう飲み方をするとなると、ある程度以上のレベルの茶葉でないと1日持たないし、余計辻褄もあう。

。。。とかなんとか、小理屈をこねてみるのも面白いと思ったのだが、ちと賢しいか。

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中国茶」カテゴリの記事

Comments

思考の出発点になることが出来て幸せでございます。
これがある限りはBlogを続ける意味があります。

職場でスタバのタンブラーで飲んで、机の上に置いて
おいたら、パートの方に2煎目終わったところで廃棄
されてしまいました。

「まだ、出がらしじゃないんですけど・・・」が正しく理解
してもらえるまでには時間がかかりそうです(笑)。

Posted by: しながわ | 2006.10.04 at 09:11 PM

こちらこそありがとうございました。
目のつけどころとか、発想の違いって文章にすると分かり易くて楽しいです。
こういうのも一種のコラボみたいなもんでしょうかねぇ。

>>「まだ、出がらしじゃないんですけど・・・」
タンブラーに「触ルナ 危険」と付箋を貼っておきませう。(笑)
ウチは自分のものは自分で管理なので、自分で捨てない限り何日でも放置です。それもちょとイヤですが。(苦笑)

Posted by: | 2006.10.05 at 12:37 AM

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