グレゴリー・コルベール・プレ展覧会『animal totems: a prelude to ashes and snow』
“腹ごしらえしてHill登る”
この夏お台場で行なわれるグレゴリー・コルベールの「ashes and snow」(非情に美しいサイトです!)のプレ展を、森アーツセンターギャラリーまで観に行って来ました。
あり得ない光景が映像として、写真として、目の前に繰り広げられる様は、本当に不思議で幻想的です。
プリントがセピアカラーで和紙に施されているのも、また雰囲気がありました。
ただ、私はこの光景を見ながら、これが夢の中のものでしかない事を逆に強く感じました。
弱肉強食、捕食の連鎖、そういった自然の摂理を無視した映像に強い違和感がある事を夫に告げると
「それはそうでしょう、だってこれはあの世の光景だから」
という返事が返って来ました。
ああ、なるほどなぁ、と目から鱗。夫、相変わらず素敵です。
夢を映像で見る、そう言う意味では興味深い展覧会ではないでしょうか。
あり得ないものを見せられるからこそ、これだけの反響があるのではと考えます。
お台場での本展には、私は多分行かないでしょう。
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この展覧会のついでに、久々に麻布十番界隈をうろうろ。
夫を海南鶏飯食堂にご案内。久しぶりのアジアご飯は、香辛料と柔らかい鶏と美味しいマンゴープリンで、やっぱり大満足。久しぶりに夜ご飯も食べにきたい。
ところで、鯛焼きで有名な浪花屋総本店、更科の並びにあってビックリ。なんでも、ビル建設で仮移転、四代目がやってる「Naniwaya Cafe」で営業中だとか。儲かってまんなぁ。(浪速商人風(笑))
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