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ゲキ×シネ『SHIROH』他 ここんとこのDVD(舞台もの)

B1005

七人の恋人:ウーマンリブのオムニバス形式の舞台。田辺誠一氏が、ここまでシュールな三枚目が出来る人だとは知らなかった。素敵。もちろん尾美さんも。日常と、常軌を逸した非現実的な光景の取り合わせの上手さ。メントス、マセラティなどの小物のセンスも好き。一話目が一番好み。

Endless SHOCK:堂本光一オンステージ。堂本氏が常に舞台の上で歌い踊り、宙を舞っている。「オン・ステージ」とは、まさにこの事かと感心した。あれだけ常に出ずっぱりでよく体力が持つものだ。ジャニーズの人は凄い。

レッツゴー!忍法帖:良くも悪くも劇団☆新感線の舞台だなぁと思う。阿部サダヲさんが出ているから「轟天2」くらい面白いのを期待したのだが、いまひとつ物足りない。高田聖子さんのくびれと古田さんの体型に、節制の大切さを考える。

ゲキ×シネ『SHIROH』:中川君ありき、で成り立った舞台ではないかと思う。「握った拳に神は宿る」の歌い出しで、鳥肌が立つ思いがした。凄い子だ。
秋山さん、鉄火肌の姉御の揺らぎの切なさは流石。歌上手くて驚き。
江守さん、清濁合わせ飲む大人の貫禄の重量感。アップテンポの曲はちと苦しいか。
高橋さん、ラスト近く生き返った時の表情が何とも言えない。泣かされた。
杏子さん、こういう形で彼女の歌をまた聞けてとても嬉しい。歌うたいの彼女の歌を聞くと、役者さんの歌は台詞の延長なのだなぁと感じる。
成志さん、もっと見たかった。じゅんさん、聖子さんが脇を固めている安心感。右近さんあのメンバーの中で歌うのはちょっと辛いか。
島原の四郎のキャラが中途半端なのが勿体無い。せっかくの上川さんなのに。子供(シロー)と大人(伊豆守)の狭間でもっと深みの出るキャラなのになぁ。
冷静になってみると、突っ込み所も気になる荒さも沢山あるが、観ている間は夢中で、最後はだだ泣き。とても好きだ。もっと熱く語りたいが、自制。(笑)何にしても、見られなかった舞台を大スクリーンで見られるのは、嬉しいことだ。

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