藤森建築と路上観察 〜第10回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展帰国展
“神長官守矢史料館にて”
藤森照信氏のことはよく知らないのだが、神長官守矢史料館には行ったことがあった。
なので、『藤森建築と路上観察』に足を運んでみようという気になったのだった。(会期終わってます)
建材を見せて、触らせてくれる展示の仕方は斬新。
切るものによって切り口が違うのは当たり前なんだけれど、それをビジュアルで突きつけられる感じが何とも新鮮だった。
過去の作品の写真は、茶室 徹の手吹き硝子越しの満開の桜と、熊本県立農大の学生寮の食堂らしき場所の柱の林立する様が印象に残った。神長官守矢史料館でも、手吹きガラスの窓は印象的だった。
ただ、高過庵の制作ビデオの中で「今は普通だけど、この明かり取りを付けると奇抜になる」という感じのコメントがあって、意図的に奇抜にする為の作為はヤだなぁと思った。必然性故の奇抜なら、いいんだけど。
路上観察DVDは、秀作は少なかった。展示パネルの方が面白かったな〜。ニヤニヤしてしまった。トマソン。。。
コルビュジエ展を見てから行ったので、点数辛いかも。
まぁ、一応備忘録ということで。
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