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天元突破グレンラガン

“渦巻”
B1117

え〜、「天元突破グレンラガン」を最終話まで見てきた劇団☆新感線好きの熱いオタク語りなので、そう言うのが苦手な方はスルー推奨。
あと、ネタバレ全開です。
これから見ようと思う人は、読まない方がいいと思います。
グレンラガンは予備知識ゼロで見るのが一番だと思うので。

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まぁ、先ほど本放送全終了した訳ですが、なんか穏やかな心境。
いわゆる萌え的要素は先週で昇華したようで、「あ〜、本当に風呂敷は畳まれたのだなぁ」と言う思いです。
地下から宇宙まで半年2クールで一応終わったし、結末もまぁ破条していない。
まぁツッコミたい点もいっぱいあるのだが、尺が足らないのは今更言っても仕方ないし、このスピード展開だったからこそ持ったと言うのもあるだろうし。
何はともあれ、スタッフの皆様、お疲れさまでした。
作画の凝り具合とか、微妙な間とか、音楽の絶妙さとか、何度も見返して気付く点も多く、作り込みの凄まじさに毎回感動させてもらいました。本当に本当に、ありがとう。
 
最後まで見て思うのは、これは礎を作った人たちの物語。
英雄は平時には無能ってのが3部で描かれているから、このラストは納得がいった。
なんかのインタビューで中島さんが「革命が終わった後も物語は続いていて、それをグレンラガンではきちんと描く」と言う様な事をおっしゃってたのは3部の事だけじゃなくて、今日のCパートの20年後もそうなんだろうなぁと。
普通のアニメだったらあのニア消滅のBパートで終わり、おっさんになった主人公たちは描かずに終わるだろう。
これは「物語は終わっても、人生は続く(そして人は老ける)」を、アニメでリアルに描いた希有な例だと思う。大体、物語は綺麗なとこで終わるから。そういう切なさを含めて、人生肯定してるところが好きだ。
 
1部メインの3人なんて報われない面の方が多いのに、生き残った2人はああやって年老いても自分の生を全うしている。アニキが自分の器(あるいは限界)を知っていてシモンを相棒にした様に、シモンも自分の器を知って政治をロシウに、コアドリルをギミーに託し舞台を降りる。次世代を育てるヨーコ、そして旅立っていく次世代。
ああ、これは本当に世代交代の物語なのだなぁ。
 
3部以降、アニキ化するシモンにミニアニキが出来上がるのかと危惧した事もあったが、穴堀シモンとしての原点に立ち返ったのも評価。だから、最後の対アンスパ技がラガンインパクトだったのかなぁとか考える。でも、あのシーン、ほんとマトリョーシカ。(笑)
   
そして、4部でものすごい勢いで遠い宇宙まで出て行って、地に足付けたラストに辿り着くまでに、1〜3部の名シーンを辿りながら、きちんと死者を死者として昇華する行程があるのもいい。(特に26話)
私がこの物語を好きなのは、この安易に人が生き返らない点にある。
これだけご都合主義(というか、ツッコミたいシーン)の多い展開なのに、その点だけはきっちり守られた事を評価する。
だからこそ、11話&26話、最終話の意味があるのだと思う。
人の命がきちんと重い、死が哀しい。
DラゴンB−ルみたいに安直に人が生き返るのって、命が安くて厭なのだ。
兄貴の死の意味、ニアの消滅の意味ってのは、出逢えて人生の一瞬を共有出来た幸せの大切さ。この広い世界で出逢えた事がまず奇跡なのだ。これぞ正に、happily ever afterなのだな。
  
バカやって笑わせて、しんみりさせて、中島脚本の王道。
ものすごくシンプルな展開の中に、そういう予想外の笑いやバカをちりばめる劇団☆新感線臭がプンプンする所が、やっぱり私の好みだったんだと思う。
あと、ガイナックスの作画の綺麗さ(4話除く、しかし見始めたのは4話からなんだな(笑))、(プロの声優さんは当然として)上川さんと成志さんの声優としての上手さとか、色んな面で堪能できたのも嬉しかったし。
半年、本当に楽しかったです。関係者の皆様に、心からの感謝を。

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Comments

恵さん、こんにちわー。

同じ新感線好きのグレンラガンファンとしてたいへん同感して読ませていただきました~。「happily ever after」の項は、まさに我が意を得たりです。

かずきさんがインタビューでも語っていたように、グレンラガンは救国の英雄のその後を描く物語なんですよね。

物語は終わっても人生は続き人は老いて死んでいく。でも、つかの間出逢い心を交わした人たちとの絆は決して失われない。宝石のように輝く想い出はその後の生きる糧となり、たとえ人が宇宙が滅びてもどこかに残り続いていくものなのだと - ラストシーン、宇宙を見上げるシモンにそんな時間と空間の拡がりを感じました。

そしてその拡がりこそが中島さん脚本の醍醐味なのだと確信しています。王道をみせていただけてたいへんに満足です。

上川さんとなるしーは本当にうまかったですねえ。ラストの上川アンスパさんの鬼気迫る演技といったらもうもうもう!大好きです。

Posted by: nya | 2007.09.30 at 08:36 PM

わー♪ nyaさん、コメントありがとうございます!嬉しい!!
 
「happily ever after」、ご賛同下さってホントに嬉しいです。
グレンラガンで一番感じたのがこれなんです。
私はカミヨコ好きなので(笑)、あの校長として生を全うするヨーコに、カミナとの想い出をきちんと昇華し前に歩んだ彼女の強さを見て涙しました。「子供たちがお陽さん見て笑って暮らせる世界」、その一言が彼女のエンゲージリングのようで。
仰る通り『宝石のように輝く想い出はその後の生きる糧となり』、なのですね。
あ、勿論、シモニアも好きですヨ♪
  
なるしーの今日のパパと娘の会話&ラゼンガンでの再登場に歓喜し、アンスパ“ヨダレ”上川さんの「否否否否否〜〜!!」に悶絶し、もうホント大満足でした。ああ!私も大好きです!

Posted by: | 2007.09.30 at 10:35 PM

恵さん、こんにちわ。

まことにすみません。私のエントリーのトラックバック機能がおかしいらしく、記事を更新するごとにこちらにトラックバックが飛んでおりまるでスパムのようになっていることに先ほど気がつきました。

たいへんにお手数ですが、削除いただければ幸いです。お手数おかけして申し訳ありません。以後気をつけますのでご容赦ください。

Posted by: nya | 2007.10.02 at 07:08 AM

はい!了解いたしました。
ただ今、一つをのぞいて削除させていただきました。
システム的な事は仕方ありませんので、どうぞお気になさらないで下さい。
というか、nyaさんからのTBなら幾らでも“ばっちこーい”でございます。(笑)

本日、サントラを一足早く手に入れてニヤニヤしながら聞いてます。
また、私の方も改めてグレンラガン総括をエントリしたいと思っておりますので、その時はTBさせていただきに参りますので、またよろしくお願いいたします♪

Posted by: | 2007.10.03 at 12:31 AM

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