« September 2007 | Main | November 2007 »

植田正治写真美術館

B1134

山に向かう細い道を車でどんどん走って行くと、突然視界が開け、一面の田んぼと悠然とそびえる大山が目に飛び込んでくる。
その景色に思わず目を奪われる場所に、植田正治写真美術館はポツリと建っている。
 
高松伸氏の造った大きなコンクリートの容れ物には、写真を展示する部屋は僅か3室。
後は、日本最大のレンズを壁にはめ込んで室内に逆さ大山を映し出す巨大カメラ・オブスキュラと、ただただ景色を楽しむ広いスペースで成り立っている。
写真だけを楽しみたい人には物足りない空間。
でも、植田氏の人と形(なり)をこういう形で見せるのか〜という楽しみがあると思う。

植田氏の写真は作為的に二次元で絵画っぽくて、好きも嫌いもあるのだけれど、あの不思議な空気と風のようなトーンは見飽きない。

刻々変わる景色とオブジェのような建物と、天気次第の針穴壁画。
そんなものに囲まれて、写真を楽しめるって幸せだ。
何度でも行きたい美術館だけど、ちょっと遠いのが哀しい。

********************
追記:先週のマメシボリは、植田正治写真美術館周辺写真ばかりです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

カシマシカイ・ワールドシリーズ【ペルー】 in新橋

“インカ・コーラ”
B1132
 
今日はかしまし会で、新橋のペルー料理店・荒井商店へ。
ホームページのセンスに惹かれたともいうが。(笑)
 
ペルー料理は今は無き京都のインカ料理店・森繁以来?
こちらのは、洗練されてて美味しかった。
食材が見たことないものが多く、白くて粒の大きいトウモロコシや、ニンニクの辛いソースや、パクチーの効いた真鯛のマリネとか体験したことのない味だけど、食べ易くて美味しい。
美味しい写真はみえすわんの所にアップして下さってるので、そちらをどうぞ♪
今日、珍しくデジカメ忘れたんで、わたしゃ携帯画像。とほほ
 
“ピカロン”
B1133
 
このお店、デザートが1種類しか無いんだけど、このピカロンというトウモロコシとカボチャの粉で作ったドーナツにアイス添えたものがとても美味しい。
もっちりして、アイスの程よい甘みと穀類の甘みが混じって、揚げ物なのにサッパリいただけて満足。
また行ってみたいお店だな〜。

なんかモヤモヤしてたけど、かしましで沢山喋ったらちょっと元気でた。
皆様、感謝〜。頑張るっす!

| | Comments (5) | TrackBack (1)

徒然

“妖怪すねこすり”
B1131

■今、文庫化した『百器徒然袋 風』を読んでいる。まだ、五徳猫を読み終わった所だけど、軽く読める京極堂シリーズは良いなぁ。次は、今更の「レディー・ジョーカー」予定。

■今期は珍しくドラマを見ている。しかも月9「ガリレオ」。1話目はとても面白かったが、2話目は早い段階でネタが割れてちょっと、、、でも、続けてみると思う。原作は読んでないけど、柴崎コウの役はドラマのオリジナルだと思う。違うかなぁ。

■なんで「ガリレオ」を見始めたかというと、ちょうど植田正治写真美術館に行ってきた所だったから。福山繋がり。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

07愛莉花茶 愛珠8yin

“愛してるものたち”
B1130

厭な話を聞いてしまった翌日は、愛しているものたちで気持ちを立て直す。
愛子さんの今年の茉莉花茶《心の隊員》セットから、愛珠8yinを選ぶ。
封を開けて、立ち上る濃厚な花の香り、丁寧な包装、綺麗なお茶を確認する。
手作業の愛が詰まっていることをシミジミ感じて、それだけで気持ちが柔らかくなる。
 
お湯をさし茶葉がほとびるにつれ香りは強くなり、煎を重ねる毎に甘みが増していく。
あ〜、染みるなぁ。
朝から飲み始めて、今までずっと飲んでいる。
1日飲める茉莉花茶は、それだけ手と愛情が掛かっている。
そのパワーで出来た、綺麗なものを飲んでいる感じ。
 
あ〜、元気でた!明日からまた頑張ろう!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

愚痴

“いらないもの”
B1129

酔っぱらいの戯言、失礼。
うっかり読んでしまった方、ご容赦。
まぁ、そんな日もあるのですわ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

没後170年記念 仙厓・センガイ・SENGAI —禅画にあそぶ—

“これくふて茶のめ”
B1128

上京してきた“ま”嬢とともに、出光美術館で開催中の『没後170年記念 仙厓・センガイ・SENGAI —禅画にあそぶ—』に行って来ました。
 
仙厓の作品を初めて見たのは、やはり出光美術館。
「狗子画賛」の“きゃんきゃん”に、脱力笑いした思い出が。

まとめて仙厓の作品を見るのは初めてだけれど、まぁ、ふざけていて好きだ。
きちんと絵が描ける人(ものすごくエロチックなリアル布袋様画賛もあった)が、あそこまで崩して描くからこそ、ちゃんと作品としてみられるんやろうなぁと。
賛も捻ってあって、“ま”嬢と「きっと此れ書きながら『ワシ上手いこと言うてるわ』ってニヤリとしたはったんやろな〜」とクスクス笑っておりました。
 
今回、一番好きやったのは「書画入煎茶碗箱」。
5客組の煎茶碗を入れる木箱なんやけど、側面に「茶碗入」と言う文字、後面と側面にへろへろっと茶碗の画。
で、正面に切れ込みを鼻に見立ててにやにやとした垂れ目の顔が落書きの様に描いてある。
ちょっとこれは本気で欲しいと思いましたよ。使う度にニヤニヤするの。
後は「虎画賛」「牛若弁慶五条橋画賛」「狗子画賛」「菊画賛」「とど画賛」辺りが好みでした。
 
まぁ、とりあえず、終始ニヤニヤしながら楽しませていただいた展覧会でしたよ。
あ〜、おもろかった。

| | Comments (6) | TrackBack (0)

徒然

“構って、構って〜〜”
B1127

■精製作業中は、だ〜れもぷーこたんの相手をしている暇もない。ぷーこたんの構って攻撃&一人遊び炸裂。可愛いよ〜、でも、遊んでる暇はなかったんだよ〜。
 
■前から好きなドイツパンのお店リンデ。最近、ここのサンドイッチがものすごく美味いことに気付いた。粒マスタードやハーブが上手に使ってあって、ライ麦パンってこんな食べ方できるんや〜と感心しきり。勿論、普通のライ麦パンにクリームチーズ乗っけて食べるのも美味いんやけどね。
 
■Bar歯車行って来た。07愛莉花茶の愛珠でカクテル作ってもらった!フレッシュジュースを使っていただいたり、いろいろ美味しくて楽しくて。ちなみに、チェイサーも愛珠。酔った側から、熱いお茶ですっきり。なんか楽しい。
 
■愛子さんの秋の鉄観音、心の隊員はまだまだ募集中ですので、興味をもたれたかたはこちらをどうぞ。
 
■覚え書き
・没後170年記念 仙厓・センガイ・SENGAI —禅画にあそぶ—/出光美術館/〜10月28日(日)
・北欧モダン デザイン&クラフト/東京オペラシティ/11月3日(土)〜 2008年1月14日(月)
・鳥獣戯画がやってきた! — 国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌/サントリー美術館/11月3日(土)〜12月16日(日)
・ムンク展/国立西洋美術館/10月6日(土)〜2008年1月6日(日)
 
狩野永徳、行きたいけど無理っぽい。明後日、日曜美術館で取り上げるみたいやし来週以降は混むやろしなぁ。。。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

07愛莉花茶の最終精製

“クリックで原寸”
B1125_3
 
花茶と言うものには、製造の工程上どうしても混ざり物が出てしまうそう。
最終精製については、愛子さんのBlogのこの記事を読んでもらえば分かるのですが、具体的にどんなものを取り除いているか、ちょっと写真でご紹介。
概ね原寸大のはず。右端の「茎」が1cmちょっとくらいかな。

この状態だと、目が慣れるまで何を除いていいのかとても難しいです。
「茶葉ほうきの実や草」、「保管用木箱のかけら」、「最終篩茶で取り除き切れなかった花片や花ガク」、「枝」なんかは分かり易いので、慣れないうちでも直ぐ判断がつきます。
が、「隣のyin花の山から転がって混入した他茶種」、「ホン干機篩に挟まって混入した他茶種や花片」、「茎」、「花虫」辺りは、見た目の類似及び小ささ(花虫は2mmくらいしかない)のおかげで目が慣れるまでけっこう時間が掛かりました。
これ、全部を手作業でピンセットで取り除くんですよ〜。
半日作業しただけでも、手はブルブル目はシカシカ。いやはや、大変な作業です。
合宿参加の皆様には、本当に頭が下がります。大感謝!!

「花虫」がいるのは愛莉花茶が無農薬の証拠。虫嫌いの私ですが、愛情持って取り除きましたよ。(笑)
以下、花虫の大きめの画像。虫嫌いは見ないで下さいね。

Continue reading "07愛莉花茶の最終精製"

| | Comments (5) | TrackBack (0)

分割

植田正治写真美術館にて”
B1124

昨日の記事を分割加筆

| | Comments (0) | TrackBack (0)

花茶飲み飲み徒然

“茶葉選別中@愛子花茶”
B1122

愛子さんとこに花茶感謝カードの追加分を届けにいって、ちょぴっとだけお手伝い。こうやって、傍で愛子さんの作業を見ていると、どれだけの心遣いと細やかさがお茶に詰まっているかがシミジミと分かって泣きそうになる。本当に美味しいお茶をありがとうございます。
 
07秋鉄観音《心の隊員》の募集は、本日12日までですよ〜。私は、祥華のおとんの鉄観音のおかげで本当に色々な事を考えたし、お茶を改めて好きだと感じる事が出来た。だから、勿論、心の隊員。

■心の隊員になる事については、きたきつねさんのこの記事が言いたい事を過不足無く書いて下さっているんで、リンクを。

アニメ「もやしもん」見た。OPとEDの3Dの菌が、猛烈に可愛い。

■ここんとこ自分のキャパシティを超えて、物事を抱えてる気がする。思ったより自分のキャパって小さかったんやな〜としみじみ思う、小さい器。

■あ〜、Bar歯車に行って、美味しいお酒が飲みたい。

| | Comments (5) | TrackBack (0)

犯さん哉

B1123

パルコ劇場のケラ×古田新太「犯さん哉」見て来た。感想にもならない感想。
 
ちょっと私は、これはダメかなぁ。
不条理ナンセンスコメディーなんだろうけど、ネタがぬるく感じて、、、
面白くない訳ではないが、面白くもない。(どっちや)あんまり笑えなかった。
役者さんたちの魅力のおかげで、とりあえず最後まで寝なかったよ。
 
連れて行ってくれた方は「ケラさんに照れがある」みたいな事をおっしゃってたけど、なるほど、私は「このデタラメは計算ずく」ってのがチラチラ透けて見える事に抵抗があって笑えなかったんだと思う。
計算ずくなら、それすら見えないようにするのが本当の計算だろう。
アドリブがある様には、欠片も見えなかったし。
下手に演出感を出される(=照れがある)と興醒めしてしまう。
ナンセンスコメディーなら、もっと泥臭い&バタ臭い方が私の好みなのだ。
  
でも、まぁ、それを全力でやる役者さんたちのスゴさは紛うもの無き本物で、そう言う点では舞台に釘付けだった。8時までに30万円の時の犬山さん、大倉さん、八十田さんの掛け合いとか好きだし。大倉さん可愛いなぁ。
あと、これ見て古田さんの真面目な芝居観てみたいなぁと切実に思った。古田さんが朗々と台詞を真面目に読み上げる時の声が好きだ。
 
まぁ、『理屈じゃないんだよ!』

余談だが、隣の席の人(連れじゃない方)の笑いのツボが時々全く理解不能な所にあって、気になって仕方なかった。なぜ、そこなんだろう?

| | Comments (0) | TrackBack (0)

可愛かった 2

“寄り過ぎた!”
B1121

猫を見かけたら寄る、撮る、これ基本。
逃げられなかったら、これ幸いと撮りまくる。

境港は港町なので猫いっぱいかと思っていたが、見かけたのは4匹ほど。
ま、1匹でも居たらうれしいんだけどね。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

可愛かった

B1120

この凶悪な感じがたまんなく良いです。
今のアニメの萌え系猫娘よか、こっちのが好き。(笑)
意外にご近所にお住まいで、ビックリしましたよ。

マメシボリにはお父さんアップ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

カメラの力

“これで80%縮小”
B1119

無事に帰着しました。
結局、最後の最後まで、夕日を追いかけて湖畔を走るというカメラ小僧道中。
美味しいものも、楽しいものも沢山撮って帰って来ました。

珍しく、今回はNikon一眼デジしか持っていかなかったのですが、やはり良い、このコ。
宍道湖の夕日を撮った(←大きいのはこちら)とき、小舟のシルエットが上手く重なるのを待って撮ったのですが、帰って画像見てビックリ。
撮っていた時には見えていなかった、男性の立像がくっきりシルエットで写っているのです。
見えないものも見せてくれるカメラ、本当に楽しいです。
他の画像も、ボチボチアップしていきます〜!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

境港は美味い

境港は美味い
そして食べ過ぎる。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

境港の鬼太郎ロード

境港の鬼太郎ロード
水木しげる氏の漫画って、意外にきちんと読んだことがありませんでした。
でも、キャラクターは結構知っているのが不思議。

鬼太郎ロードのブロンズ像を見ながらのスタンプラリーが、意外な程楽しくて夢中に。全種制覇しましたよ。
妖怪ブロンズ像、どの方向から見ても、きちんと水木しげるの世界が立体になっているのが凄いです。

さぁ、今から「河童の三平」読むぞ!

| | Comments (4) | TrackBack (0)

憧れの地へ!

植田正治写真美術館
遂にやってきました、植田正治写真美術館。嬉しい!
大山を真正面に臨む気持ちの良い場所にポツリと建っている、贅沢な美術館です。
ほぼ貸し切り状態で、ゆっくり見られて大満足。
 
詳細はまた帰宅後に。
今から、境港に向かいます!

| | Comments (1) | TrackBack (0)

旅先より

旅先より

という訳で、出雲です。
神無月に出雲に来たら神在月♪と喜んでいたのですが、よくよく考えたら旧暦で考えないといけないので、それは来月でした。しょんぼり。
でも、きちんと大社にはお詣りして、巨大注連縄にコインさしてきました。
 
お天気に恵まれて、少し暑いくらいの日和でした。日焼けしてしまった気が。。。いかんです。
明日は長年の憧れだった写真美術館に行く予定。楽しみですわぁ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

グレンラガン・メイン徒然

“夜の渦巻”
B1118

とりあえず、1日早くグレンラガンのサントラを手に入れウキウキしながら聞いている。
放送中から思っていたのだが、ほんとこのアニメ、音楽が良い。
まさか、リベラ・メとラップを合体させるとは思いもしなかった。
しかし『合体なんてクソくらえ!!(合体挿入曲第一番 ハ短調アレグロ K2564)』って、どんなタイトルやねん。
後、特典DVD見ていると、TV東京は件のピカチュウ癲癇事件以降どれだけアニメ画像の明度を落としているのかがよく分かって吃驚する。こんな鮮やかな綺麗な絵なのにな、勿体無い。まぁ、これならDVD買う価値もあるべ。
 
しかし、ラストまで見たら、DVD4巻のパッケージ画像に泣ける。
確かにあのラストは、フワフワのハッピーエンドではないけれど、シモンは確かにニアを救ったと思う。
“人形”として命を終える宿命から、2度も。
1度目は『ロージェノムの娘』という人形として姫捨て谷に捨てられた時。
2度目は『アンチスパイラルのメッセンジャー』という人形として黒ニア化した時。
ニアがニアとして命を全うしたことは、 あの最後の笑顔に集約されているんじゃないかと思う。
この辺は、また後ほど総括して書く予定。
 
折角、愛子さんの茉莉花茶07が届いたのだけれど、体調がベストでないので勿体無くて開けられない。でも飲みたい!から、とりあえず白雪芽7yinを持って明日は出勤する。がぶ飲みする!楽しみ!
 
で、明日の夜から旅行。もう風邪ひきで咳が止まらないけど行くよ。
帰ったら、また更新します。
気が向けば携帯から。では!

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« September 2007 | Main | November 2007 »