犯さん哉
パルコ劇場のケラ×古田新太「犯さん哉」見て来た。感想にもならない感想。
ちょっと私は、これはダメかなぁ。
不条理ナンセンスコメディーなんだろうけど、ネタがぬるく感じて、、、
面白くない訳ではないが、面白くもない。(どっちや)あんまり笑えなかった。
役者さんたちの魅力のおかげで、とりあえず最後まで寝なかったよ。
連れて行ってくれた方は「ケラさんに照れがある」みたいな事をおっしゃってたけど、なるほど、私は「このデタラメは計算ずく」ってのがチラチラ透けて見える事に抵抗があって笑えなかったんだと思う。
計算ずくなら、それすら見えないようにするのが本当の計算だろう。
アドリブがある様には、欠片も見えなかったし。
下手に演出感を出される(=照れがある)と興醒めしてしまう。
ナンセンスコメディーなら、もっと泥臭い&バタ臭い方が私の好みなのだ。
でも、まぁ、それを全力でやる役者さんたちのスゴさは紛うもの無き本物で、そう言う点では舞台に釘付けだった。8時までに30万円の時の犬山さん、大倉さん、八十田さんの掛け合いとか好きだし。大倉さん可愛いなぁ。
あと、これ見て古田さんの真面目な芝居観てみたいなぁと切実に思った。古田さんが朗々と台詞を真面目に読み上げる時の声が好きだ。
まぁ、『理屈じゃないんだよ!』
余談だが、隣の席の人(連れじゃない方)の笑いのツボが時々全く理解不能な所にあって、気になって仕方なかった。なぜ、そこなんだろう?
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