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味覚を訓練すると言う事

“品茶”
B1145
 
美味しいと感じる事には、訓練が必要な事があるのかなと考える。
 
例えば、珈琲を初めて飲んだ子供は『苦い』と感じる。
初回で『苦い=美味い』が成り立つ子供は少ないだろう。
大抵の場合は何度も飲むうちにそれが美味となり、その美味にも色々な種類があること(焙煎とかいれ方とか豆とか)を知っていく。それはあくまでも、勉強するものじゃなくて、体得するもの。
自分の中に比較サンプルを増やしていき、珈琲と言うデータベースを構築する。
 
鉄観音の品茶をしながら、私にとって愛子さんの鉄観音ってそうだったかもしれないなと考えた。
自分の中のデータベースの少ないお茶。姿が見えるのに、スゴく時間がかかった気がする。
美味しいとか不味いとか以前に、これは一体なんだろうと感じたもの。 
祥華の鉄観音って、何にも似ていないお茶なのかなぁと、しみじみ考える。
 
衝撃の天然野生茶は、独逸ワインというデータベースが代用出来たので、かなり理解し易かった。
お茶と言うカテゴライズから飲み物っていう枠まで、一気に飛ぶ開放感がスゴく楽しかった。
  
初心者向きとか上級者向きとかって、案外このデータベースの量で計られるものなのかもしれない。
初心者向きって、そのものを知らなくても一般的なデータベースで代用が効くもので、上級者向きってのはサンプルを地道に集めて自己のデータベースを構築した人に受けるものみたいな感じ。
 
上手くかけないけれど、備忘代わりに。

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