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Inouekabuki號 IZO@劇団☆新感線

“犬”
B1174

何というストレートプレイ。
劇団☆新感線の舞台を見たという満足感はない。むしろ、森田剛オン・ステージ。
NEXUSは見たことないのだけれど、こんな感じなのでしょうか?
これはこれでありだと思うが、あの値段で見るのはどうよ?と思うのも正直な所。
年末時代劇スペシャルみたいなカチッとした脚本に、いのうえさんの演出が付いてどうにか面白い舞台として成り立っている感が強い。ちゃんと普通に面白かったのだけれど。
あれだけ全部台詞で説明されてしまうと、、、ねぇ。言葉で説明せずに、見せるのが舞台じゃないのかなぁ。役者さんがスゴく良いだけに、なんか釈然としない。
 
森田君、あんなに動けると思わなかった。出ずっぱり動きっ放しで、すごい!殺陣は軽いが動きは綺麗。で、捨てられた子犬っぽい所が岡田以蔵にばっちりハマっていた。
戸田恵梨香も、可愛らしいし頑張ってたし。
池鉄、腰が据わってて動きが流麗。で、あの愛嬌でしょ、もうたまらんね。惚れる。
田辺さん、白が似合い過ぎ。手堅い役者さんだわ。山内さん男前、木場さん流石の貫禄、西岡さん悪い顔が似合い過ぎ。(笑)さとみさん、相変わらず美味しいとこ持っていくなぁ、そんなとこが好きさ。粟根さん、眼鏡無しも魅力的。
 
回り舞台の使い方が吉原御免状の時より進化してて、素敵。細い路地の表現とか、格子越しに見える戦いの様子とか、回りながらの殺陣とか。
スクリーン多様の状況説明は、ん〜〜微妙。
 
まぁ、客席にV6の坂本君を見ることも出来たし(噂では東も居たらしい)、とりあえずジャニーズの面白いお芝居見に行ったということにしておく。
劇団☆新感線としては、夏が楽しみだな〜。

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Comments

恵さん、こんにちわー。

>年末時代劇スペシャル

まさしくまさしく。昨日NHKの野村萬斎さん主演の「鞍馬天狗」を
見ていて思ったのですが、場面の切り替わりの早さや説明っぷりが
「IZO」とよく似ており、「ああ、テレビドラマ的な手法」を使っていた
のか~と思い至りました。しっかりと作ってはあるのですが小粒な
印象を持ってしまうんですなあ。

新感線にはもっと破天荒な舞台を期待しているのですが。森田くんを
はじめ役者さんは皆良かっただけに残念です。夏に期待いたしましょう!

Posted by: nya | 2008.01.18 05:20 AM

nyaさん、こんばんは〜!

「鞍馬天狗」は見ておりませんが、確かにあの説明の仕方ってテレビドラマ的なのかもしれませんね。だから、小粒感なのですね、、、なるほど〜。

五右衛門ロックは、歌も踊りも破天荒(笑)も期待できそうで、ホント、楽しみです。期待、期待♪
また、夏もよろしくお願いいたします。

Posted by: | 2008.01.19 12:11 AM

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Tracked on 2008.01.18 05:12 AM

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