土門拳写真展 日本のこころ
“室生寺”
武蔵野市立吉祥寺美術館で開催中の『土門拳写真展 日本のこころ』を見に行って来た。
展示作品数は多くはないけれど、山形の記念館まで行くこと、および100円の入館料のみで見られる事を考えると十分過ぎる展覧会だと思う。
土門拳氏の写真はちょっと私の趣味とは違うのだけれど、やっぱり古寺巡礼シリーズは思わず立ち止まってしまうものが多い。千手観音の手は圧巻。唐招提寺に行きたくなってしまった。
しかし、仏像写真よりは建物写真に惹かれた。仏像写真は、照明が私の好みと違うのかもしれない。
あと、展示されていたチェックフィルムを見ると、やはり同じ被写体を縦構図・横構図、押したり引いたりで最低4枚(気に入ったらしい被写体は20枚近く)は撮ってらっしゃるのを見て、やはり『数撮ってなんぼ』やなぁと改めて思う次第。
前期も見に行っとけば良かったなぁと、ちょっと後悔。
いつか、土門拳記念館に行ってみようかな。
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