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三遊亭白鳥独演会「白鳥アドベンチャー」〜江戸時代〜

“白鳥繋がり”
B1215

先週、博品館劇場で行われた三遊亭白鳥独演会「白鳥アドベンチャー」〜江戸時代〜を聴きに行ってきました。
江戸時代と銘打っているからには、古典かと思いきや、流石に白鳥さん。
一筋縄では見せません。
 
演目は「大山椒魚の恩返し」、「ねずみ 〜萩の月の由来〜」。中入り後、のいる・こいる師匠の漫才を挿んで「明烏」の豪華3本立。
「ねずみ」も「明烏」も本歌の大筋は踏まえつつ、この展開はどうよ?の入念な作り込み。
「ねずみ」は、枕とサゲへの伏線の張り方の巧妙さに思わず感嘆の声。ちょっと危険なネズミの国遊びも好きだなぁ。
「明烏」、ブラック若旦那にノリのいい花魁、騙し騙されの訳分かんない乱痴気騒ぎ、某英国人ネタの力技、まさに白鳥さんにしか出来ない「明烏」としか言いようがない。でもサゲは意外におとなしめですっきりさっぱり。
 
こういうのって、元の噺を知っているからこその先の見えなさ加減が堪らないのですよ。
まるでビッグサンダーマウンテン(笑)に乗っているような疾走感と、次に何が来るかというワクワク感を大いに堪能してまいりました。いやはや笑い過ぎて涙出たもの。参った。
 
あと、昭和のいる・こいる師匠の漫才が私は異様にハマってしまい、大笑い。
滑舌の良いハイスピードしゃべくりとベタなネタのキレの良さは、やはり“芸”なのだなとしみじみ。
 
兎にも角にも、技術に笑わされる心地良さをタップリ味わえたひと時でした。
ホントに気持ちいい笑いをもらえるって、幸せですわ。

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平城遷都1300年記念 国宝 薬師寺展

“奈良にて(唐子・鍵遺跡)”
B1214

東京国立博物館で開催中の薬師寺展に早速行って来た。
美術館での見仏は唐招提寺展以来なのだが、今回も非常に見応えのある仏様だった。

私的観覧ポイントは、日光菩薩・月光菩薩、吉祥天像、仏足石、白磁碗、狛犬。
中でも、日光月光は最初は完全に左右対称なのかと思って見ていたのだが、よくよく見ると肉の付き方が全く違って、日光は女性的、月光は男性的であることに非常に驚いた。二の腕の肉の付き方とか背中の肉の付き方、脇のライン、微妙な違いで肉のまろやかさ、筋肉の硬さを感じさせる技術の高さは素晴らしい。特に日光の腰と尻の境目の窪みのエロチックさと月光の捻った腰の肉の盛り上がりの精悍さは圧巻。後背なしで仏様を観られる機会に恵まれた事に感謝。
勿論、国宝の吉祥天像の凄さは言わずもがな。色彩の豊かさ、描線の柔らかさをあの至近距離から見られるとは正に眼福。

美術館で仏様を“観”るという行為は、拝観を観覧に切り替える行為であり、純粋に仏様単体の造形のみを観察出来る貴重な機会だと思う。
寺という照明の限られた暗い閉塞感のある演出空間で見えるものと、美術館という360度照明の明るい開放された鑑賞空間で見えるものは、あまりにも違い過ぎるから。
お寺にいらっしゃる時の威厳溢るる信仰の対象としての在るべき姿も素敵だが、腰の窪みのあまりの艶めかしさにドキドキさせられる美術品としての姿も捨てがたい。
そういう“眼”の切り替えを楽しむのも、見仏の醍醐味の一つかと思う。

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だらだらと夜は更けて

“春って感じ”
B1213

仕事帰りにBar歯車へ。
何だか面白い懐中雑誌を見せていただき、それに載っているカクテルと次のに載るカクテルとをいただく。タイミングよくお邪魔したらしく、京都の桜餅(関東で言う道明寺)もいただく。
だらだらお隣の方とお喋りし、濱本さんとお喋りし、外に出たら桜がハラハラ咲いていたりして、もう春の夜のこのダラリと寝そべる様な緩さがたまらなく楽しい。
 
良いな、春。

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ぷーこのが可愛いよ?

“むきょ”
B1212

Yahoo!ニュースで「ダイヤの瞳」持つネコという写真記事があったのですが、、、
いやん、ぷーこたんのが断然可愛いじゃないの。
やっぱり、目のブルーの色の濃度が全然違う。
鼻とか耳のピンク色も上品だし。
サファイア&トパーズ、宝玉の瞳はホント愛らしい。
惚れ惚れ。

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心の隊員ありがとうございます!緑茶に向かって出発〜♪

“作業の合間に”
B1211

おかげ様で、愛子さんが緑茶を作りに行ける心が集まったそうです。
心の隊員、有り難うございます!
でも、まだまだ募集中ですので、気になる方は一度愛子さんのBlogを覗いてみて下さいませ。

今日は、出発直前の荷造りなどのお手伝いに。
差し入れに持って行ったオー・ファン・パレのパニボワ フリュイ ルージュと碧螺春を合わせていただいて、作業も着々。
今年も美味しい緑茶に巡り会えることを祈っています。

愛子さん、よろしく炒ってらっしゃいませ!(笑)

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アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生

"公式サイト提供画像使用"
 Annie03_2
 
封切りとほぼ同時に、映画「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」を観た。時間が経ってしまったけれど、感想を。
 
写真の好みは別として、アニー・リーボヴィッツという写真家は非常に興味深い人物だ。
作中のインタビューにおけるアニーの発言は、常に光を計算し、画面の密度を計算し、被写体の内面を計算し写真家としての彼女の謙虚さと真面目さを見せてくれる。
しかし、それはこの映画の一部でしかない。
残りは概ね身内礼賛で、ドキュメンタリーとはちょっと言い難い。
監督のセンスと私のセンスがずれているのか、非常によい素材を勿体無い使い方をしたようにしか見えなかった。
 
例えば、ジョン・レノンの最期の写真の撮影エピソードはパンフレットに掲載されているものの方が興味深いし、被写体になった俳優やミュージシャンのインタビューも突っ込んだ具体的な撮影エピソードはほとんど語られていない。
サラエボの話もさらりと流されているし、全体的にキレイすぎる。
インタビュアーに資質がなかったのか編集で削られてしまったのか分からないけれど、もう一歩踏み込んだものが見たかった。
物足りない、欲求不満、そんな感じ。
 
そう言いながらも、パートナーを失って仕事が生涯の伴侶といえる彼女の人生は、闇を秘めながらも眩しく、羨ましく思う。
映画を見終わった後に、彼女の写真集を見てみたくなった。
結局写真家を知りたければ、その人の撮った写真を見るしかないのかもしれない、と改めて思う。

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春の緑茶の心の隊員募集中

“名誉会長”
B1210

詳細は、こちらをみていただきたい。

昨年の花茶及び秋鉄観音の時同様、また美味しいお茶を応援してくれる仲間の募集です。
今回は、龍井&碧螺春。どちらも伝統法で作られるお茶。
内容を良く読んで、納得していただけたなら、どうぞ心の隊員に参加して下さいませ。
あんなこんな、美しい茶葉にまた会えるチャンスの為に。
 
経年劣化がこれだけ少ない緑茶は、私、今までに出逢ったことがありません。
去年のお茶が今でもまだ美味しい。
伝統が消えてなくなってしまうことに抗う力の、ほんの少しの力にでもなれれば。

少しでも興味を持たれた方は、是非愛子さんのサイトをご覧下さい。
もちろん、私も心の隊員に応募しております。

同様の記事はこちらにも。
きたきつねさん 【重要】春の「心の隊員」大募集
KIMIちゃん 08春天:心の隊員大募集!
smashさん 情熱♪ブログ、完成☆

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春を待つ

B1209

リハビリ、リハビリ。
ますは写真からね。

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ぼちぼち

B1208

夫からのホワイトデーは苺ちゃん。
ボチボチ復帰予定。
ついでにマメシボリも。

追記
うわぁ、写真のサインの位置が、、、
復帰まで道程通し。(苦笑)

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連続品茶

“へへ”
08030901

皆様、お疲れさまでした。
グロッキーで本当にすみませんでした。

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品茶終了

品茶終了
12時間飲みました(笑)

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non title

“Night in Galopin”
B1207


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TALK BACK Galopinのディナー@東京都 吉祥寺

“骨付き仔羊背肉のロースト マスタード風味 ”
B1206
 
ちょっとお祝い事に美味しいもの食べに行くことに。
色々考えて、みえさんに薦めてもらったTALK BACK Galopinに予約を入れた。
 
初めてだったので、手堅くコースを選択。
多分、ランチとディナーでは選べるメインが違うんじゃないかと思う。
スープは海老、パスタは浅蜊と茸とバジル、メインは羊、デザートはイタリア風プリン(レモン風味で美味!)とチョコレートケーキと洋梨のシャーベット。全部食べたらもうお腹いっぱいで苦しい位。
羊も全然臭みがなくて焦げがつくくらいしっかり焼いてあって、粒マスタードの辛みと酸味でシンプルに食べるのが新鮮。スペインを思い出す料理。
お隣さんが注文していたブイヤベースはもう鍋から溢れる様な具沢山で、次はお腹ぺこぺこにしてあれを頼もうと決意。
 
ちょっと落ち着いた良い感じのお店で、満足しました。
みえさん、ありがと〜♪

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ベッカライカフェ・リンデのパン@東京都 吉祥寺

“プレッツェルとサンドイッチ”
B1205

何度も名前だけは出してるけど、記事にしたことがなかったので。
吉祥寺のサンロードの西友向かい辺りにあるドイツパンのお店、ベッカライカフェ・リンデ
 
これだけこだわってドイツパンを作っている店は、他で見たことがない。
だって、ライ麦の分量が13%から100%まで、ソフトもハードも揃っているんだもの。
ちょっとお値段は張るけど美味いんだ、ここのパンたちは。
塊のパンは、店頭だと半分に切って売ってもらえるのも嬉しいのだ。
 
ここの、ドツパンの美味しい食べ方の提案の一環で売ってるサンドイッチが私は大好き。
自分では思いつかない組み合わせのサンドイッチが色々あって、また挟んであるハムやサラミがいかにもドイツな味わいで、コロッケサンドですらちょっと吃驚する美味さ。
チーズペースト(超美味!)を挟み込んだ、チーズプレッツェルもいい。
素材を大事にしてるんだなぁというのが、しみじみ伝わる感じ。

クリスマスのシュトーレンも口の肥えたお茶仲間に大好評だった。
2階の喫茶でそのうちビーフシチューも食べてみたいなぁ。

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