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アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生

"公式サイト提供画像使用"
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封切りとほぼ同時に、映画「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」を観た。時間が経ってしまったけれど、感想を。
 
写真の好みは別として、アニー・リーボヴィッツという写真家は非常に興味深い人物だ。
作中のインタビューにおけるアニーの発言は、常に光を計算し、画面の密度を計算し、被写体の内面を計算し写真家としての彼女の謙虚さと真面目さを見せてくれる。
しかし、それはこの映画の一部でしかない。
残りは概ね身内礼賛で、ドキュメンタリーとはちょっと言い難い。
監督のセンスと私のセンスがずれているのか、非常によい素材を勿体無い使い方をしたようにしか見えなかった。
 
例えば、ジョン・レノンの最期の写真の撮影エピソードはパンフレットに掲載されているものの方が興味深いし、被写体になった俳優やミュージシャンのインタビューも突っ込んだ具体的な撮影エピソードはほとんど語られていない。
サラエボの話もさらりと流されているし、全体的にキレイすぎる。
インタビュアーに資質がなかったのか編集で削られてしまったのか分からないけれど、もう一歩踏み込んだものが見たかった。
物足りない、欲求不満、そんな感じ。
 
そう言いながらも、パートナーを失って仕事が生涯の伴侶といえる彼女の人生は、闇を秘めながらも眩しく、羨ましく思う。
映画を見終わった後に、彼女の写真集を見てみたくなった。
結局写真家を知りたければ、その人の撮った写真を見るしかないのかもしれない、と改めて思う。

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