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五右衛門ロック 2回目!

“幟ってカッコいいね”
B1275
 
生まれて始めて、同じ舞台を2回観に行ってしまいましたよ。
今日は池鉄が観に来てました、生池鉄、生池鉄、生池鉄、かっこいい!
まぁ、それは置いといて。
 
舞台は生ものっての、本当だなぁと体感。
前回は幕開いて3日目、今回は楽まで後5日、これほど化けるとは思わなかった。
回を重ねる毎に積み上がって形作られていく目に見えないもの、脂が乗ってくるってこういうことを言うんだろうな。歯車がギッチリかっちり噛み合って、物凄くスムーズに回っている様な。
ストーリも科白もほとんど変わっていないが細かい修正はいっぱいあって、何より役者さんの息の合い具合、ハマり具合が断然違う。
なかでも一番化けたのは、予想通り江口さん。見事に劇団☆新感線にハマっていらした。
もう本当に観に行ってよかったよ、2回目。
2度目の余裕で色んな所に目が行くので細かいネタも確認出来たし、物販のCDも買えたし。
勿論、いまのBGMは『GOEMON-ROCK』!
 
以下、ネタバレ含む感想。

朝から当日券並んで(予定10枚のチケットに最終的には80人くらい並んでた)キャンセル待ちして何とか得たチケットは、下手側の前回より舞台に近い席。
下手と奥は見切れるものの1度見ているから、オケイということで。
この位置からだと、上手のオケボックスのバンマス・松崎さんが丸見えというおまけ付き。
しかも松崎氏が自分の手が空いてる時は常にエアドラムとか、エアギターとか、エアバイオリンとか、エアトロンボーンとか、エア指揮(指揮は良いのか)してて、物凄く可笑しかった。「ゾクゾクっと海賊!」の時のマラカスを振り狂っている(としか言いようがない)姿は、しばらく忘れられそうにない。
 
閑話休題。
とにかく、役者さん皆のテンションが尋常じゃない感じ。のりまくって、弾けまくってる。
で、それぞれの息が物凄く合ってて、前回何とも思わなかった慈英さん&江口さんの「忠義って素晴らしい」が吃驚する位良くなってた。
じゅんさんとマリさんのタイタニックネタが物凄く詳細になってたり、未来君の船縁で変なポーズが生まれたての子鹿みたいにプルプルしてたり、慈英さんがクルクル回りまくってたり、けっこう変わってる。日ネタもあるのかな?2幕の4人で見栄切るシーンも、更に見栄えして格好良過ぎて参った。
ロープを使った殺陣もちょっとシンプルになって、そこそこ悪くない感じ。うん、コレなら良いかも。
サンボさんの日ネタは「地獄谷に落書きした人がいます。巨神兵ダルー。ダルーも好きで大きく生まれたわけじゃないので止めてください」(前は「業務連絡です。明日の健康診断は全員受けてください」だった)。
あ、聖子さんは今日も黒板にンコ描いてました。
 
以下、溢れる愛。
古田さん、バテもせず良い舞台。お色気歌合戦、今回は古田さんのダンスに集中してしまった。素敵。決めの「さて、どん尻に控えしは。。。」は震えるね。もう書くことないや、好き好き。
松雪さん、声枯れるんじゃないかと心配してたんだけれど、全く平気、むしろ艶っぽくなってる。下手席からだとスリットが目の毒(保養?)。最後の凧のデザイン変わってましたね。
江口さん、もう化けまくり。ゴメン、最初文句書いて。もう、左門次は江口さん以外無い。鈍臭くて可愛くて格好良い。殺陣ですら、上手くはないが気にならないほど。今日はのり過ぎて「海を渡ったサムライ」の後、息が切れて台詞言えなくなってた一生懸命っぷりが可愛らしくて。
じゅんさん、細かいネタが冴えまくり。タイタニックで未来君に突っ込まれて「温故知新!温故知新!」て言いながら、どんどん彼を押してうっかり舞台から落としそうになって自己ツッコミとか、島が沈むシーンで小刻みに振動したりマリさん庇ったり素敵。あと、粟根さんとの殺陣はやっぱりいいなぁ。
マリさん、じゅんさんと一緒のシーンが多いせいか小ネタ多過ぎ。いい夫婦。
さとみさん、どんなシーンでも常に猿顔、天晴れ。
粟根さん、一幕のガヤで左門次部下にいるのを発見。あと、クガイ親子の仲直りシーンの爺やっぷりが粟根さんぽくて好き。
慈英さん、こないだより回ってたし、腹黒くなってた。悪い笑いが物凄く悪い。(笑)「忠義って素晴らしい」で江口さんと並ぶと小さく見えるのが、可笑しい。
未来、カッコいい、カッコいい、カッコいい。もう、それで良い。
 
あ〜、やっぱり行って良かった!幸せ!

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