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徒然

“堂島ロール!”
B1297

■今年も神宮の花火でかしましく。今回は、みえさんのおかげで(ありがとうございます♪)噂の!堂島ロールをいただくことが出来た。いや〜、ほんと美味しい。このシンプルさで勝負する潔さに感服。生クリームが本当に牛乳の味で美味しい。なのに、しつこくなくて幾らでも食べられる。この生クリームの美味しさって、アテスウェイの生クリームと共通してる気がする。
 
■ジムのプールでのんびり平泳ぎしていたら、後ろからバタフライで追いかけられて恐かった。ひぃ

■東野圭吾の「容疑者Xの献身」を読んだ。気持ち悪い話だわ〜。以下ネタバレ感想(悪口ですよ〜、厭な人は回避)

確かにトリックは上手いが、ある種アガサ的ズルさを感じる。
そして、何より登場人物が気持ち悪い。
石神の行動は、本当に純粋な愛と言えるのか。私が靖子なら、湯川からあの真相を聞いたなら石神のことを非常に恐ろしく感じると思う。顔見知り程度の隣人が、自分のために殺人まで犯す。そこまでしてもらう心当たりがあるなら別だが、ほとんど言葉も交わしたこともない人にそんなことされたら、恐怖すら感じる。後半にある石神からの隣人親子への視線のリリカルな描写、第三者的に読み替えればストーカーでしょう。
湯川は単なる自己満足で真相を暴いただけではないか。石神への友情と言いながら、真相を胸の内にしまっておけないなら、最初からそんなものは口にすべきではない。警察を同行させて「友人として黙ってみてろ」と言ったり、「靖子が自首しなかったら。。。」の展開に失笑。
あと、靖子は石神の愛(と言って良いのか不明だが)に本当に応えるなら、自殺未遂した娘に白い目で見られようが、一生警察に付けねらわれようが、罪悪感に一生苛まれようが、自首などしてはいけない。全ての痛みを胸に刻み、男の望んだ『幸せな人生』を演じるのが石神への贖罪ではないだろうか。自首は、結局自身の良心の呵責から逃れるための安易な手段でしかない。
そして何より、感動しろと言わんばかりのあのラストにげんなりする。
と、まぁ、偏った感想を持った私は、天の邪鬼なのでしょうかね。

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Comments

どもども!
先日はおつかれさまでした。
花火キレイでしたねぇ~。
堂島ロール、想像以上にうまかったです。はい。
喜んでいただけて、気合いを入れて買いに行った甲斐がありました。
次はワタチ、1本食いを目指しますです(笑)

Posted by: みえ | 2008.08.11 11:18 PM

ども〜♪みえさんも、お疲れさまでした!
特等席の花火は、幸せですね〜。
堂島ロール、噂には聞いていたのですがどうにも手に入らない逸品でしたんで、ほんと嬉しかったです。ご馳走さまでした!
1本食い、是非!私もアレなら出来そうです。(笑)

Posted by: | 2008.08.14 02:14 AM

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