ここんとこの映画(予定とか)

B1362
 
 ものっすごく久しぶりに、映画館で寝た。『パリ・オペラ座のすべて』、結構楽しみにしていて前売りまで買ってたのに、500円分くらい寝てしまった。口惜しい。「パリ・ルーヴル美術館の秘密」を見た時も思ったんだけれど、フランスのドキュメンタリーって起伏がなくて淡々としてる気がする。その所為かなとも思うのだけれど、古典のくるみ割り人形とか、メディアの夢の上演シーンはちゃんと起きてるから、前衛的なのが(山海塾みたいなの)苦手なのかも。
 
 今後は、とりあえず愛するジョニー・デップ(今日東京にいてはるらしい)の『パブリック・エネミーズ』と『Dr.パルナサスの鏡』観に行くのは確定。
 前者、渋谷に山盛りポスターが貼ってあったのだが、キャッチコピーが『今度のジョニーは銀行強盗、ハートも盗む』……いつの時代のコピーや、それ。カリオストロの城か。と心のツッコミ。作るヤツも作るヤツだが、採用する方も採用する方。デリンジャー素材で、その阿呆丸出しは如何なものかと。せめて任侠方向で。(違)まぁ、何にしろ久々に普通の人の役やし、クリスチャン・ベイルも好きなので、楽しみ。
 後者、現役洋画俳優の中で最も男前やと思ってる人と二番目に男前やと思ってる人が出ているので、とりあえず、ミーハーに観に行く。ギリアムやし、外れへんやろうし。ヒース・レジャーの死は非常に勿体無いと思うが、そのお陰でこの変則映画が出来たと思うと複雑な気分。
 久々に大画面でちゃんと観たいと思う映画が続くって、嬉しいなぁ。

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HDDレコーダーを買った

“四ッ谷の猫”
B1352

思い立ってHDDレコーダーを買ってみた。年度末だし、ブルーレイが出始めて安くなって来たし。
で使ってみて、何でこんな便利なもの早く買わなかったんだろうと。
パッと見てパッと消す番組録っとくのにとても便利。
今春は、サラリーマンNEOも再開するし、リストランテ・パラディーゾもあるし、よく見忘れる男子ごはんもこれで大丈夫!なはず。
普段あんまりテレビ見ないんだけれど、新しい機械をいじる嬉しさも相まってめちゃめちゃTVっ子になりそう。(笑)

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徒然

B1344
 
■一年ぶりに大河ドラマ復帰。原作本は不評らしい天地人、阿部ちゃんの謙信と北村さんの景勝をキャアキャア言いながら愛でている。あと、子役の子がホントかわいい。団子にして転がしたい可愛さ。しかし、何より吃驚したのは信長が吉川晃司だったこと。NHK、時々何考えてるか分からん。

■友人に、「天地人は謙信が阿部ちゃん(寛)で、」と語ったら「何!阿部ちゃん(サダヲ)!?」と誤解が生じ、大爆笑。それはそれで別の意味で釘付けになると思う。見てみたい。

■京都への帰省はいつもは東名→名神なのだが、今年は東名→伊勢湾岸道→新名神→名神という新ルート開拓。約2時間のショートカット、すごい!しかも、深夜ETC割引きだと高速代半額やし。

■今年の飲み初めにBar歯車へ。珍しく貸し切り状態。メチャクチャ寒かったので『スノースタイルで』とオーダーしたらホワイトレディのスノースタイルが。美味し。2杯目のオーダーを『洋梨で』お願いしながらフクナガのパフェの話(洋梨のソルベにメレンゲ入ってると思う、とか)をしていたら、何か閃いたそうで「洋梨のフレッシュジュース+ジン+メレンゲ+α」のカクテルが登場。メレンゲで口当たりがフワフワしてお菓子みたいで、ジンも洋梨も口当たりが柔らかくてぐいぐい飲めてしまう。また作ってもらおう♪今年も初っ端からうまい酒で幸せ。

■人にいれてもらうお茶は美味しい。

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徒然

“みどり”
B1323
 
■吉祥寺に佐世保バーガーのお店が出来たので、行ってみた。アボカドバーガーとジンジャーエール(辛口)を注文。挽きたてのブラックペッパーの香りとか、ちょっと焦がした醤油味のアボカドとか、ハンバーグのジューシーさとか、ちょっと吃驚するくらい美味しい。とても美味しいのだけれど、セットメニューなく上記で千円超えは微妙。吉祥寺で千円出したら、かなり美味しいランチが食べられてお釣りが来るお店いっぱいあるしな〜。でも、ほんと美味しい。
 
■NHKの「星新一ショート・ショート」を見ていたら、粟根さんが!なんと猫のホテルの中村まことさんとの『Wまこと』。NHK妙なとこで豪勢で好き。余談だが、私が「粟根さん!」と言うと、我が夫は未だに「蘭丸の人?」と聞くので、「うん、蘭兵衛さん」と答えてあげる。髑髏城('97)好き過ぎ夫婦。
 
■レオン・S・ケネディ好きとしてはバイオハザード ディジェネレーションは見ておくべきか?フルCG映画の存在意義ってあるのか?嗚呼、ミレイ展行きそびれた!


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インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国

“それは博物館のものだ”
B1257
 
インディ・ジョーンズシリーズは、私の映画好きの原点のひとつであるので思い入れは深い。
なので、今回の「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」の公開が決まった時は、とりあえず前売りを買いに走ってしまった。
 
しかし、こないだの「パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」の時の教訓もあるので、一切の期待を捨て『これは超娯楽大作だ!』と自分に言い聞かせて観賞。
うん、正解。
普通の超も大もつかない「娯楽作品」として、楽しかった~。
この19年でSFXもVFXも驚くほどに進化してしまったのだから、仕方ないよね。
 
結論としては、やっぱり、インディは1と3が好き。(特に3)
4はDVDは買わなくていいや。
  
以下、文句多めのネタばれ。

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「どうして私の好きな映画のDVDは直ぐに廃盤になってしまうのだろう」

“廃盤も混ざってます”

と、タイトルの如く呟けば、旦那即答。
 
「売れないから」
 
はい、そうですね、そのとおりですもの。
マイナー街道まっしぐら。
ところが最近、廃盤シリーズが復刻という嬉しいニュースが続いて小躍り。
 
とりあえず、「L.A.コンフィデンシャル 製作10周年記念 (初回生産限定版)」は買った。ジェームズ・エルロイの原作と比較して観るとまた面白くて、一粒で二度美味しい。「タイタニック」の所為で割り食った良作なので、復活は大変嬉しい。
 
で、中古で旧作買ってしまった愛しのジョニー・デップの「デッドマン」が、遂に削除シーン入りのスペシャルエディションで発売するらしい。ちょっと身悶え中、そのうち買うと思う。
 
あとは、やっぱりほのぼの「ウェイクアップ!ネッド」をもう1度出して欲しいなぁ。 デヴィッド・ケリーは「チャーリーとチョコレート工場」より、こっちで好きになったんだもの。
 
ウィジェット編集しててしみじみ思うのは、やっぱりジョニーはパイレーツ以外はマイナーだよなぁ、ということ。ハズレ作(ノイズとかナインスゲートとかシークレット・ウィンドウとか)も多いけど、でもやっぱり好きだ。

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ここんとこのDVD


 
■蟲師:あの世界観の構築と色彩は好き。オダギリ・ギンコも意外に悪くない。蒼井優、所作が綺麗で好き。映画であるからには盛り上がりがないと困るのだろうが、もっと淡々と蟲と人がただ隣り合って生きている感じがあればと思う。
 
■バイオハザード3:もう、ミラ・ジョヴォヴィッチとゾンビが出てればバイオハザードなのか、と。
 
■イル・マーレ:ハリウッド版の方。ここまで徹底的に時間律を無視されると、いっそ潔いかも。(笑) 映像の綺麗さとストーリーの甘さは、まさにハリウッド的。深夜に食べるミルクチョコのような映画。なくても良いけど、ちょっと摘むとちょっと幸せ。
 
■シークレット・ウィンドウ:開始30分くらいでオチが読めてしまい、ジョニー・デップの演技力を楽しむ映画として鑑賞。まさかキング(原作ね)があんな使い古されたネタをやるとは、、、がっかり。
 
■UDON:見てると、うどんが食べたくてたまらなくなる映画。オチはテレビ的かな。うどんで綴る『フィールド・オブ・ドリームス』やと思った。アレ(球場=うどん)を作れば“彼”が帰ってくるとか、ラスト集まってくる車の行列とか。個人的にはトータス松本目当てで見たら、片桐仁もいて大喜び。
 
■善き人の為のソナタ:シュタージは原則ペア行動なので有り得ない話だが、そういうのを無視してぐっと感じるものがある。社会主義の閉塞感や権力者の傍若無人具合、人間性を殺して生きていく不自然さと殺せない心、そんな環境での人間の強さと弱さ、そういうことが丁寧に描かれていると思う。あのラストの二重の意味を含む主人公の科白が、たまらなくジンワリくる。
 
■世界最速のインディアン:見渡す限り真っ青な空、地平線まで真っ白な塩平原、その中を疾走する小さくて真っ赤な流線型のバイク。必死になってバイクを駆るのは愛すべき人たらしガンコじじい。ただ、それだけのシーンのなんという緊迫感、なんという美しさ。思わず夢中になってしまった。愛車インディアンを信じ世界最速記録を目指す初老の男のロードムービー。アンソニー・ホプキンスの魅力にクラクラ、思わず微笑んでしまうエピソードと少しの悲哀と真っ直ぐ一本通った漢気に魅了される。
 
■スーパーサイズミー:今更と言う気もするが。偏りのあるフェアではない実験だとは思うが、これも真実の欠片のひとつか。ところで、マックグリドルって美味しいのかな。
 
■Mr.&Mrs.スミス:ラブコメとしても、アクションとしても中途半端。あのオヤジが喜ぶセクハラオチに怒りすら覚えた。脚本が穴だらけでも、それをフォローする気が制作側に有るのと無いのとでは全然印象は変わるのだが、全く投げっ放しとは。。。肝心なシーンのオチくらいつけようよ。家の中での盛大な夫婦喧嘩が、一番の見所か。

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アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生

"公式サイト提供画像使用"
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封切りとほぼ同時に、映画「アニー・リーボヴィッツ レンズの向こうの人生」を観た。時間が経ってしまったけれど、感想を。
 
写真の好みは別として、アニー・リーボヴィッツという写真家は非常に興味深い人物だ。
作中のインタビューにおけるアニーの発言は、常に光を計算し、画面の密度を計算し、被写体の内面を計算し写真家としての彼女の謙虚さと真面目さを見せてくれる。
しかし、それはこの映画の一部でしかない。
残りは概ね身内礼賛で、ドキュメンタリーとはちょっと言い難い。
監督のセンスと私のセンスがずれているのか、非常によい素材を勿体無い使い方をしたようにしか見えなかった。
 
例えば、ジョン・レノンの最期の写真の撮影エピソードはパンフレットに掲載されているものの方が興味深いし、被写体になった俳優やミュージシャンのインタビューも突っ込んだ具体的な撮影エピソードはほとんど語られていない。
サラエボの話もさらりと流されているし、全体的にキレイすぎる。
インタビュアーに資質がなかったのか編集で削られてしまったのか分からないけれど、もう一歩踏み込んだものが見たかった。
物足りない、欲求不満、そんな感じ。
 
そう言いながらも、パートナーを失って仕事が生涯の伴侶といえる彼女の人生は、闇を秘めながらも眩しく、羨ましく思う。
映画を見終わった後に、彼女の写真集を見てみたくなった。
結局写真家を知りたければ、その人の撮った写真を見るしかないのかもしれない、と改めて思う。

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ここんとこのDVD

“non title”
B1173
 
ベジャール!:追悼の意を込めて。バレエに関してはまったくの門外漢なので、何を言って良いものやら分からないのだが、彼の踊りは肉体の存在の強調を感じる。群舞はボブ・フォッシーを連想。(ベジャールの方が先か)何というか生々しい肉体。
 
木更津キャッツアイ・ワールドシリーズ:磯山PのCUTでの微妙なネタバレに激怒し今まで見ていなかったのだが(根に持つタイプ)、今まで何となく流されてきた『ぶっさんが死ぬ』と言う設定を、きちんと収めてくれて本当に物語が終わったと実感できた。相変わらず、バカで下らなくて、でもきちんと人生の線引きをしたんだなと。(涙)お父さんにだけ復活したぶっさんが見えないと言うネタで、引っ張って纏めるあのやり方はとても好き。余談だが、じゅんさん存在自体が反則笑わせ過ぎ。
 
アイ・ロボット:あれー?アシモフの「私はロボット」ってこんな話やったっけ?中学生の時に読んだから覚えてない(笑)ウィル・スミス版ダイ・ハード。考えずにぼーっと見れば良いか。
 
エイリアンvsプレデター:エイリアンは4作とも観たが(2と4が好き)、プレデターは未見。ベーロベロに酔っぱらってゲーラゲラ笑って見れば楽しいかもしれない。
 
あるいは裏切りという名の犬:邦題の格好良さに惹かれて鑑賞。典型的なフランス式フィルム・ルノワール。雰囲気はスゴくいいのだが、ストーリーの詰めがやや甘く、ラストは直ぐ読める。スゴく美味しいスープなのに胡椒が効いてなくて味がぼやけて締まらない、そんな歯痒さを感じる。
 
しゃべれども しゃべれども:落語ものは傑作「タイガー&ドラゴン」と比べてしまうから点が辛くなるのだが、それを差し引いても。。。私は受け付けなかった。テンポが悪く、エピソードに繋がりが見えなくて。でも、八千草薫さんはとても良かったのよ。
 
トリック劇場版2:過去の焼き直しに見えて、正直微妙。言っても詮無いことだが、やはり矢部の隣には石原が居て欲しいなぁと、彼の引退後のトリックを見るたびに思う。

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ここんとこのTV

“やり直し”
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毎週楽しみにしていた「ガリレオ」が終わってしまった。月9なんて見るの、何年ぶりだったろう。
最終章は中性子爆弾がドム(@ガンダム)似で緊迫感があまりなく、夫が「絶望回路かねぇ」と蘊蓄たれるのを「私が与えるのは絶対的絶望」とニア的に流しながら鑑賞。木島のキャラが弱いのか演出がイマイチなのか、どうも締まらない最終話だった。
このドラマはやはり1話が、一番良かった。トリックも犯人の深さも。流石、唐沢さん。
後は水戸黄門パターンで楽しかった。数式書くシーン=葵の御紋で、湯川センセのスポーツシーン=由美かおる入浴シーンて感じ。
どうでも良いことだが、数式書くのに一番無理があったのは、2話のドラム缶だと思う。
さて、原作読むか。

あと、今年は大河もきちんと見た。
風林火山」、Gackt以外は地味なドラマだったが、好き。やっぱりこの時代、六文銭の真田さんが一番好きだなぁとしみじみ思う。
最終話は勘助の死のシーンの演出が冗長過ぎて、だれたのが残念。板垣の死に様の方が、よっぽど泣けた。
これでカピバラ親方様とも会えなくなると思うと、ちょっと寂しい。

と、なんだかんだ書いても今年の一番はグレンラガンなんだけどね。(笑)なんかもう、文化庁の賞まで取って凄く嬉しいわ。

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