笑福亭鶴瓶落語会@紀伊國屋サザンシアター
先週は、二人展が終わって力尽きて、でも珍しく鶴瓶さんの落語会が当たったので木曜は新宿へ。
まずは私服で出て来た師匠がテレビネタで延々しゃべくり、たい平さんの「不動坊」で笑って、でお楽しみに突入。ジョアンナと笹塚に持って行かれる。
最初から「死神」ともう一つやると言うたはったので、私落語かなぁとワクワクしていたらなんと「青木先生」。別の私落語も聞いてみたかったなぁと言う気持ちと、生で「青木先生」が聞けると言う気持ちがせめぎあって、結局聞いたら笑ってしまう。「ピー!」を待ち構えて笑う。ああ楽しい。
で、打って変わって「死神」。円朝さんの噺をかなり斬新に変えているけど、古典の匂いはぷんぷん。背景の襖がすっと開いて蝋燭が揺らめいている様な演出がいい。あのサゲの女の妄念みたいなのが、ゾクリと恐い。どう変化するのかな、また聞いてみたい噺やった。
好きな落語家さんの噺を聞きに行くと、ただのおっさんやのに噺の中で女の役しはると所作すら女に見える不思議さがある。「死神」の時の鶴瓶さん、襟足色っぽくて吃驚した。(笑)
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