菜食兼美
“タイトルは誤変換じゃないよ”
最近やや体重が増加傾向だったので食生活を見直したら、効果があってちょっと吃驚。
3週間で2.5Kg減って、悪くない。
とりあえず、野菜・豆の量増やして肉減らして、おやつ止めた。それだけ。
野菜多用のレシピは、『ウー・ウェンの野菜三昧の愉しい日々』と『毎日使える!材料別副菜事典555品』から主に拝借。これに載ってるレシピだと、一気に牛蒡2本とかキャベツ半玉とか食べてしまえる。どっちも材料別だから、冷蔵庫に残っているもの見てレシピ検索するのもラクチン。しかも、ちゃんと美味しいから、ペロッと食べてしまえるし。
どっちも以前から使ってる本だけど、こうやって意識的に使うのもありやね。
ちなみに上画像のトマトサラダは、結婚前から愛蔵の『向田邦子の手料理』より。
あと、写ってるOXOのメジャーカップミニ(大匙目盛りが付いてるので、メッチャ便利)とか、某ソルト&ペッパー入れはまたそのうちメインで写真に撮ろうかと。
可愛いものは小出しに。(笑)
だらだらと夜は更けて
“春って感じ”
仕事帰りにBar歯車へ。
何だか面白い懐中雑誌を見せていただき、それに載っているカクテルと次のに載るカクテルとをいただく。タイミングよくお邪魔したらしく、京都の桜餅(関東で言う道明寺)もいただく。
だらだらお隣の方とお喋りし、濱本さんとお喋りし、外に出たら桜がハラハラ咲いていたりして、もう春の夜のこのダラリと寝そべる様な緩さがたまらなく楽しい。
良いな、春。
徒然
“轍”
■また、雪。今年の冬は、久しぶりに芯から冷える。雪の写真は、色を削ぎ落とす方が綺麗だと思う。モノトーン、あるいはあっても一色の差し色。雪の後は空気がクリアになるから、空が綺麗。というわけで、マメシボリも更新。
■久しぶりにめちゃめちゃ面白い漫画を発見。『聖☆おにいさん』という、ブッダとキリストが立川のアパートで同居という物凄いシュールなのにホノボノしたお話。宗教ネタも細かくてつい笑ってしまう。2巻が非常に楽しみなのに12月発売て。。。あ〜早く続きが読みたい!
■吉祥寺東急に、期間限定でメゾンカイザーが入るらしい。食べた事ないので楽しみ。最近パンは、QUEENS ISETANの食パンと紀ノ国屋ベーカリーのイングリッシュ・マフィンが気に入っている。スタンダードなパンで美味しいものって、会えると嬉しい。
■みえさん大ヒットの2月の『今月のするが焼き』。これ、本当に美味しかった。求肥のムチムチと黒蜜の濃厚さがスゴい。リピートしたいな〜。
女子カメラ
“水玉”
本日発売の「女子カメラVol.5」という雑誌の「海外女子5人+日本女子30人のフォトライフ」という企画に、マメシボリ写真館の方の画像を取り上げていただきました。
もう、煽り文句が
『ファインダーの中の私だけのかわいい(ハートマーク)』
という時点で“紛れ込んでゴメンナサイ”なんですが、まぁ、ネコ被って質問にも真面目に答えてますんで、本屋で見かけたら立ち読みでもしてみてやって下さいませ。
載ってる画像は、全てマメシボリに既出のものばかりです。
それと、*2「白と白の波」というタイトルは間違いで、実際のタイトルはBlog掲載時と同じ「夕焼け釦」です。
今回のことで、ホントに人の見てる目と自分の見てる目は違うのだなぁと痛感。
後、自分はアンダーめに撮るのが好きだなぁという事。
そして、暗闇とか夕暮れとかの光が好きなのだなぁと。
光の中にあるものではなく、闇があるからこその光、というのでしょうか。
それから、ここだけの話ですが、、、
徒然
“顔が多けりゃ、、、”
■最近、自分の中で広重ブームなので太田記念美術館へ肉筆広重展を観に行く。やっぱ、広重は初代だけで良いかなぁ、私は。初代の構成が好きなんだと思う。真っ正面からど真ん中に江ノ島描いた軸や、伊豆だったかの鳥居の向こうに富士山の軸とか好き。
■二晩でワンピース47冊読破。眠くて死にそう。(あほ)でも、止まらないんだなぁ、面白い〜!まさか船に泣かされるとは思いもしなかった。
■この映画、絶対見たくない!!恐くて死ぬ。3Dはナイトメアだけで良いよぅ。
■丸の内の丸善で買い物。店内で本を探すPCが書架の位置まで教えてくれるのって、スゴいなぁ。巨大本屋さんは何時間でも遊んでいられる。楽しい、大好き。ネットで本を買うのは便利だけれど、この本屋でのワクワク感には敵わない。
■Paul Smith渋谷店のウィンドウ・ディスプレイが、IREMONYA DESIGN LABOのCHILD BOXで埋め尽くされていて、見ると顔がほころぶ。京都パワーに愛。
ここんとこの読書
“階段”
フィンガーボウルの話のつづき/吉田 篤弘:色々な味の小さなドロップの詰め合わせのような短編集。少しずつそれぞれの話がリンクし、なんとなくその連鎖の雰囲気を楽しむような小品。
ピギー・スニードを救う話/J・アーヴィング:「ガープの世界」「ホテル・ニューハンプシャー」を読んで以来10年ぶりくらいのアーヴィング。表題作が特に、作家の性のようなものを感じさせて面白い。フィクションの世界の力と可能性、そこから生まれた長編たちの世界の重さ。人は人生を変えられないけれど、作家は人生を創ることができる凄さを改めて思う。
反自殺クラブ IWGP5/石田衣良:巻を追うごとに失速していく感は否めない。4本中前2本は詰まらない、後2本はまぁ面白い。やはり、マコト本人がきちんと動く物語で無いとIWGPの魅力は生まれないのだと思う。
和宮様御留/有吉佐和子:幕末の動乱期の皇妹降嫁を、荒唐無稽といえる発想で展開した歴史物語にあっと言わされる。子を思う母、そして自我を無視されようとする女、犠牲になる女たち、歴史の表舞台には決して立たないの女たちの物語は、道化染みて見えるも、哀しく強くたくましい。少し皮肉な、女というものを突き放したような視点からの語りが、意外にも心地良い。そして、これを読んでいると、ベッタベタの京都弁に戻っている自分が居る。文字の力の強さに参る。
小説こちら葛飾区亀有公園前派出所:結局こういうトリビュート物は、「こち亀」への溢れんばかりの愛と、その小説が「両さん」というキャラクターで無いと成り立たない物語で無いと意味がないと思う。(ちなみに、私は「こち亀」という漫画は数度しか読んだ事が無く、主人公のフルネームさえ知らない。なんとなく、どんな漫画かというイメージは持っている程度。あと、執筆陣できちんと小説を読んだ事があるのは、京極、石田の2名のみ)そういう意味で上手くいってるなぁと思うのは、大沢、島田 京極かな。特に京極夏彦のは、短編のくせにこの密度の高さと構成の素晴らしさには恐れ入った。京極堂シリーズの登場人物のその後にチラリと触れている点も、愛読者としては嬉しい所。
あと、全編通して読んでみて強く感じたのは、「両さん」というキャラクターのうざさ加減。(失礼)漫画の場合、絵でカバーされてうざいけれどどこか憎めないというキャラクターになっている部分が、小説では文章のみの表現になっているためうざいだけで終っているように見受けられるものが何篇かあった。この辺は、原作に対する愛情の差なのか、それとも私の両さんへの買いかぶりなのか、はてさて。
ここんとこの読書 〜女の一生編
奴の小万と呼ばれた女/松井今朝子:新幹線往路で読了。封建的な世界の中で奔放に生きようとする女の生き様は、何を変えるでも生み出すでもなく、男を喰らう事で女を主張するようで浅ましい。恵まれた環境の中でただただ我を通す女に共感出来ず、今ひとつ私には合わなかった。むしろ、女だてらに御店を守る、彼女の祖母の生き様の方が興味深い。
小美代姐さん花乱万丈/群ようこ:本当に波瀾万丈な人生なのに、群文体になると呑気でまったく逼迫した感じがせず、するすると終わってしまうので、拍子抜け。良くも悪くも群ようこ。
天璋院篤姫/宮尾 登美子:幕末といえば、男目線の文章しか目にしていなかった。「燃えよ剣」「龍馬が行く」etc.etc.徳川幕府瓦解の渦中に居た強き女の物語は、様々な事を考えさせられた。封建の世の女という縛りの中で、限られた情報の中で、徳川家を背負ってあれだけの覚悟で生きた女の凄まじさ。潔くもあり、哀しくもあり、美しくもあり、愚かでもあり、なんともはや。
有吉佐和子の『和宮様御留』を、次は読みたい。
徒然
“スペインで買って来たの”
■寝起きにコーヒーメーカーをセットしながら時計を見れば、な〜んだまだ寝てても大丈夫な時間じゃないか。二度寝してやれと思う心と、ちょっと待て何かおかしいと思う心がせめぎあう。電池が死にかけで、単に時計が遅れていただけだった。危ないところだった。。。
■本屋さんで見つけた別冊太陽が、川本喜八郎さん特集だった。NHK人形劇「三国志」の大判写真に興奮。私はあの番組のおかげで、小学生の頃に吉川英治文庫三国志全8巻を読むという暴挙(?)を成し遂げたのだった。あの頃からオタクだったのかも。DVD欲しいんだけど、如何せん高いのよね。。。
■前に青柳さんに作って頂いた青カビチーズのマッシュポテト、思い出して作ってみたらやっぱり美味だった。夫は「豆?」とか言ってて、確かに発酵大豆臭さがあるかな〜とか思ったり。フルムダンベール使ったの。青カビチーズだから勿論クセはあるけど、食べ易いから良いよ。
■職場の冷房がキツ過ぎて、温いお茶が美味い。大概、木柵鉄観音か安渓(祥華のおとんの)か。がぶ飲みするので、帰省の折に京都オリジナルスタバ・タンブラー(大)を買って来た。そのうち、画像お披露目予定。なんかキンキラキンでスゴいキッチュで目が回りそうなデザイン。(笑)
徒然
■久しぶりにアテスウェイに行って来た。暑いとあの距離を歩くのは、耐えられないから足が遠のくの。桃のショートケーキ、生クリームが相変わらず美味くて倒れそう。ローズマリーの香りと桃って意外にあうのが吃驚。
■愛子さんの茉莉花茶が大成功!の模様。心の隊員として、本当に嬉しいし、楽しみ。
■今、毎週楽しみに見ているのは「天元突破グレンラガン」と「風林火山」。前者、3部に入ってから中島さんターンなので嬉しい。以前、中島さん脚本以外は、、、って書いたけど、アレ撤回。中島さん以外の時も良い時は良い。しかしこれ見てると、舞台で出来る事とアニメで出来る事の相違とか考える。後者、あのお館様は我が家では御陰様で『カピバラ』扱い。あと、じゅんさんがソロッと出てるのに旦那が気付いて教えてくれた。夫、すごい!さすが劇団☆新感線のDVD、全部付き合って見てくれてるだけあるね!
■宮尾登美子の「天璋院篤姫」を読み出したら、来年の大河ドラマに決まって、なんか踊らされてるみたいで、ちょっとイヤン。
■京都帰省時に時間が余ったので、駅で「みんなのドラえもん展 —魅力のひみつ—」を見て来た。(妹タダ券ありがとう)原画や漫画やら読んだら、今読んでも充分面白いし、泣ける。スゴいなぁ。
■32℃で涼しいと感じる自分は、間違ってると思う。書きたい事、色々あるのだけれど、こう暑いと頭が働かない。
より以前の記事一覧
- ここんとこの読書 2007.08.04
- 徒然 2007.05.15
- 徒然 2007.04.19
- ここんとこの読書 〜リンカーン・ライムシリーズ 2007.04.14
- 徒然 2007.04.07
- ここ暫くの読書 2007.03.23
- ここんとこの読書 2007.01.29
- ここんとこの読書 2006.11.17
- 邪魅の雫 2006.10.06
- 続・ここんとこの読書 2006.09.30
- ここんとこの読書 2006.09.28
- 下鴨納涼古本まつり 2006.08.13
- アラビアの夜の種族 2006.07.31
- ゆとりのお茶・至福のお茶 2006.07.30
- ここんとこの読書 2006.07.19
- ここんとこの読書 2006.06.26
- ここんとこの読書 2006.06.01
- 徒然 2006.05.09
- 表れてる所 2006.04.05
- 徒然 2006.04.02
- drinkin'cha 2006.03.29
- 徒然 2006.02.16
- 中国茶の意外な飲み方 2006.02.12
- 読書雑感 2006.01.31
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- ご飯を作って食べると言うこと 2004.10.05
- 料理の本を買う時は 2004.10.03
- ウォーター・スローライフ 2004.08.10
- 美味しいものの参考書 2004.04.27
- 雨降り読書 〜亜細亜道楽紀行 2004.04.04
- 無くて七癖、撮影癖 2004.02.29
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