蜉蝣峠@劇団☆新感線いのうえ歌舞伎・壊

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今日は、赤坂Actシアターに劇団☆新感線の蜉蝣峠を観に行って来た。
いや〜!面白かった!!私この芝居メチャクチャ好きだ!
去年の五右衛門ロックが面白くて何度も繰り返したい楽しさならば、今回の蜉蝣峠はずしんと胃の腑に染みてお腹いっぱいになる様な面白さだった。
クドカンの脚本は思った以上に骨太で、笑いキッチリ持っていきながら二幕の畳み掛けるラストへの疾走と着地は思わず夢中にさせられた。
堤さんと古田さんの系統の違う色気に目移りするし、今回は劇団員がきちんと主要ポジションで踏ん張っててちゃんと“劇団☆新感線”の舞台になってるもの好きだったな〜。
 
もうすぐ千秋楽だけど、一応ネタバレありの感想は以下に。

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リチャード三世@いのうえmeetsシェイクスピア

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古田さんの真面目な芝居が見たくてチケット取ったリチャード三世
もっとストレート・プレイで来るかと思っていたけれど、いのうえさん自分の領分にシェイクスピアを引き込もうと頑張っていた。でも、やはり圧倒的にシェイクスピアの方が強いのよ、当たり前かもしれないけれど。
普通にきちんと面白いシェイクスピアを観た、という感想。
1+1=2、それ以上でもそれ以下でもなく。「メタルマクベス」の時は、シェイクスピア+クドカン+新感線の1+1+1が4にも5にも感じたのにな。うん、普通のシェイクスピアだ。

以下、長いので好きな人だけどうぞ。

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徒然

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■リチャード三世と冬の絵空と、舞台のはしご。両方とも改めて感想は書くけれど、とりあえず。

■リチャード三世、普通に面白かった。1+1=2って感じ。銀粉蝶さんが、メチャクチャ素敵だった。安田成美が吃驚するくらい木偶の坊だった。いのうえさんは頑張ってたけど、シェイクスピアの一本勝ちやね。

■冬の絵空、役者で保ってるな〜。生瀬さんは良い役者さんだ。生生瀬は、本当に素敵。粟根さんもじゅんさんも仁さんも中村まことさんも中越さんも良かった、藤木さんは腰が高くてグラグラしてた。

■折角赤坂にいったので、ル・ブーランジェ ドミニク・サブロンのパンを買ってみた。 マロン・ブランシェという固いパンなんだけど、中にみっちりとマロングラッセが詰まってて、美味しかった。並ぶのはイヤだが、空いてたらまぁいいかも。

■蜉蝣峠のチケットを受け取った!これを餌に4月まで頑張る〜。

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泉鏡花の夜叉ケ池@花組芝居

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昨年、牡丹灯籠を観た時にいただいたチラシで行こうと心に決めていた花組芝居の夜叉ケ池。Wキャストの武蔵屋の方を選んだのは、日程の都合。楽日に芝居を観るのは初めて。ワクワクしながら青山円形劇場に向かう。今回も月影十番勝負に続いて最前列、円形劇場の最前列の臨場感はたまらないものがある。鼻先10cm、舞台と客席の段差15cmだもの。

で、今回の舞台、その円形劇場の特性を非常に良く生かしていると思った。僅か15cmの段差が結界を作っているのだ、物語と現実を隔てる結界を。
旅をして山郷にたどり着く山沢は、“客と同じ扉”(それ即ち、我々の住まう“日常”)から登場する。客席でしばし立ち止まった彼は、見えない清流を飛び越し“舞台”に上がる。その時、彼は“異世界”への侵入を果たすのだ。
舞台の幕切れもそう。白雪姫に旅支度を整えてもらった山沢は、眷属たちや魚になった人間たちが泳ぐ水底(それ即ち“舞台”)から、結界を飛び越え“現実”、我々の座る客席の側に立ち返る。そして我々が現実に帰って行くのと同じ扉から出て行く、物語の外側へと。彼同様「そちら側」には行けない切なさを胸に、我々は山沢と共に魑魅魍魎の住まう鏡花の世界から東京へと戻ってくる。接する筈のない2つの世界の幕が閉じる。そう感じた。なんとも素晴らしい。

内容に関しては夜叉ケ池ままなのだが、眷属たちの弾けぶりは流石花組芝居と言うところなのか。サルティンバンコを私は連想しましたよ。あの科白回しを、あの衣装でやってしまう潔さは何とも言えない、好き。
晃の「跣足で来い。茨の路は負って通る」が物凄く格好良かったり、最後の山沢の疎外感を感じる寂し気な去り際とか、座長様の愛らしい与十とか、日替わりゲスト・暴れ狂いそば屋を殺してオチの出来ない時そばに自分で切れる春風亭昇太さんとか、印象深く楽しく観させていただいた。

観客を舞台に上げて姫様を慰める踊りのシーンで、雷象さんに手を引かれ舞台に上げて頂いた。魑魅魍魎の仲間入り♪
しかし、舞台の上って、本当に照明が暑くて驚く。皆様よくあんな場所で芝居して下さるものだ。役者さんてスゴいな。記念写真は宝にいたします。(笑)

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七人は僕の恋人@ウーマンリブVOL.11

“意味は無い”
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本多劇場にて観劇、、、というか、これコント。池田成志オン・ステージの。
「七人の恋人」とリンクしてるのかと思わせて、全然関係なかった。
特に感想とか無し、笑ったなぁ、バカだなぁ、池田成志好きだなぁ、ということで。

以下、備忘。(ネタバレ)

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笑福亭鶴瓶落語会@紀伊國屋サザンシアター

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先週は、二人展が終わって力尽きて、でも珍しく鶴瓶さんの落語会が当たったので木曜は新宿へ。
まずは私服で出て来た師匠がテレビネタで延々しゃべくり、たい平さんの「不動坊」で笑って、でお楽しみに突入。ジョアンナと笹塚に持って行かれる。
 
最初から「死神」ともう一つやると言うたはったので、私落語かなぁとワクワクしていたらなんと「青木先生」。別の私落語も聞いてみたかったなぁと言う気持ちと、生で「青木先生」が聞けると言う気持ちがせめぎあって、結局聞いたら笑ってしまう。「ピー!」を待ち構えて笑う。ああ楽しい。
で、打って変わって「死神」。円朝さんの噺をかなり斬新に変えているけど、古典の匂いはぷんぷん。背景の襖がすっと開いて蝋燭が揺らめいている様な演出がいい。あのサゲの女の妄念みたいなのが、ゾクリと恐い。どう変化するのかな、また聞いてみたい噺やった。

好きな落語家さんの噺を聞きに行くと、ただのおっさんやのに噺の中で女の役しはると所作すら女に見える不思議さがある。「死神」の時の鶴瓶さん、襟足色っぽくて吃驚した。(笑)

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怪談牡丹灯籠@花組芝居

“牡丹ではないが”
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知人のお薦めと言う事で、ご一緒させていただいた舞台。
花組芝居は初めてなのだが、男ばかりのネオかぶきと言う手法と今回の牡丹灯籠はよく合っていたと思う。非常に面白くて、あっという間の2時間半だった。
 
牡丹灯籠と言えば件の幽霊話の部分が有名だが、実は仇討ち人情話。
孝助と飯島平左衛門(+お国と源次郎)、伴蔵とお峰(+お露と新三郎)の話が同時進行的に交互に舞台に現れ、一本の話にまとまっていく様は見ていてスゴい。しかも、展開早い割に分かり易いのだ。
で、役者さんの小ネタとか台詞で笑いを取り、全然重くならずにきっちり原作通りの凄惨なラストに持っていく力が恐い。だって敵とはいえ、女の顔なます切りにして首刎ねるってえげつない事をビジュアルできちんと見せているのに、観客はそのシーンを笑って観ている。コレって、スゴい事だと思う。トロカデロ的確信犯。
後、箱を連想させるシンプルな舞台装置で抽象的に部屋やら家やらを見せる手法は、落語の聞き手の想像力に任せる感じと似ていて面白くて好きだ。
 
役者さん感想。
孝助役の方が小島よしお似なのが気になって仕方なかった。ラストの仇討ちの凄惨さの突っ走りっぷりの真面目さは見事。
伴蔵、色悪。いやはや格好良い。お米の真似をするしゃくれっぷりも素敵。
お露・お米の牡丹灯籠コンビ、カラーンコローン言いながら出てくるネタが可笑し過ぎて、あまり恐くない。そう言う演出なのに、取り殺す時のお面はちゃんと恐いのは反則。
牡丹灯籠が人なのはやられた、いるだけで笑ってしまう。しかもニコニコしてるし。
飯島平左衛門、練れた大人の男の匂いがぐっと来る。
お徳の婆やさんの方の小ネタがたまらなく可笑しい。
お国さん、あの愛嬌たっぷりの憎たらしさが絶品。
馬、可愛い。
 
こんなに面白いのに空席が結構あって、非常に勿体無い。
週末、お暇のある方は是非足を運んでみていただきたいなと思う。

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五右衛門ロック 雑考

B1277
 
この夏の劇団☆新感線公演『五右衛門ロック』が好きだ。
もう、どれだけ好きかと言うと、毎日エンドレスでサントラ聞きまくったり、ちょうど帰省の時って大阪公演やってるよな〜とチラと考えてしまうくらい好きだ。多分、ゲキ×シネでやったら映画館通うくらい。
 
観劇日の感想は興奮し過ぎて譫言みたいなもの垂れ流しているので、備忘録も兼ねて少し真面目に感想&雑考。
今日は東京公演の楽日だな〜。
そして聖子さんのお誕生日!(おめでとうございます!)
 
以下、ネタばれ含む感想&雑考。

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五右衛門ロック 2回目!

“幟ってカッコいいね”
B1275
 
生まれて始めて、同じ舞台を2回観に行ってしまいましたよ。
今日は池鉄が観に来てました、生池鉄、生池鉄、生池鉄、かっこいい!
まぁ、それは置いといて。
 
舞台は生ものっての、本当だなぁと体感。
前回は幕開いて3日目、今回は楽まで後5日、これほど化けるとは思わなかった。
回を重ねる毎に積み上がって形作られていく目に見えないもの、脂が乗ってくるってこういうことを言うんだろうな。歯車がギッチリかっちり噛み合って、物凄くスムーズに回っている様な。
ストーリも科白もほとんど変わっていないが細かい修正はいっぱいあって、何より役者さんの息の合い具合、ハマり具合が断然違う。
なかでも一番化けたのは、予想通り江口さん。見事に劇団☆新感線にハマっていらした。
もう本当に観に行ってよかったよ、2回目。
2度目の余裕で色んな所に目が行くので細かいネタも確認出来たし、物販のCDも買えたし。
勿論、いまのBGMは『GOEMON-ROCK』!
 
以下、ネタバレ含む感想。

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五右衛門ロック@新感線☆RX

“チロル売ってた”(GX 200アスペクト比1:1画像)
B1259

本日、新宿コマ劇場で上演中のSHINKANSEN☆RX『五右衛門ロック』を観てきました。久々の中島かずき脚本、いのうえひでのり演出、古田新太主演という、将にこれぞ劇団☆新感線!という舞台。
歌って踊って、殺陣やって、ホロリとさせて、バカやって。
しかも、今回は新宿コマ劇場という場所もあって、いのうえさん言うところの大衆演劇の香りもぷんぷんするし、歌詞が森雪之丞さんということもあって昭和歌謡の匂いもあり、にゃ〜、もう楽しい楽しい。
もう一回見に行きたいな、と思うくらい。チケット代が、もう少し大衆演劇に近ければな。
 
ネタバレありの感想は、以下に。
えらいこと長いですよ。

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